毎日が山のこと

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妻をつれて足利の両崖山へ(2022年12月29日)

2022-12-30 14:37:54 | 日光・足利山地・那須

年末どこに行こうかと地図を開いていたら、連れ合いがどこか行きたいと。

彼女は、手術で片肺の4分の1を切除しているので、息切れがしやすくなった。

それでもゆっくり歩けば山にも登れることは三つ峠に行って確認はできている。

とはいえ、体力がその後も低下していることは間違いなさそう。

そこで、先日投稿した足利の両崖山に行ってみることにした。

久喜から足利市まで特急を利用。駅から織姫神社下までもタクシーを使った。

織姫神社へは女坂と称する迂回の階段を使った。

 

まだ正月の用意もしていない感じの静かな織姫神社。

元旦になれば参拝客の行列ができるのだろう。

 

境内からは関東平野を見渡せて、その先の関東山地の上には富士山も顔をのぞかせていた。

 

神社の裏山は公園になっていて、そこから両崖山まで尾根通しに歩いて50分と書いてあるがタイムは気にせずゆっくり歩く。

 

いくつかの小さなピークをこえていく。ぱらぱらと人が登ってきては追い越していった。

全体として道はよく整備されているのだが、変成した古い堆積岩があらわれて足元のよくないところもある。

 

標高で160mほどの小さなピークを2つ超えて、頂上手前にある展望ポイントまであと少し。

このあたりから斜面の木の幹が黒くこげている姿が見られた。山火事の被害の跡だ。

 

山頂間近の展望ポイントに到着。雲一つない冬晴れだ。

ゆっくりと休憩し、駅の売店で買ったサンドイッチやアップルパイ風のパンを食べた。

 

ここからも富士山が見えるが、お昼になってかすんで見えずらくなっていた。

 

さいたま市や東京の高層ビル群も見えている。

 

インスタントのカプチーノを飲んで、たっぷり休んだ後頂上へ。

 

足利城についての説明板などがあってその上が本丸だ。

 

山頂には御嶽神社の石の祠はそのままあったが、右手にあった小さなお堂は焼けてしまって基礎だけ。

その右手にあった大きなタブノキは焼けてしまって危険なので伐採されてしまっていた。

 

下りは山頂から真下にある直接本城1丁目へくだるルートを使った。

ふたたびアップダウンの尾根をくだるのでは少しつらいだろうと思ったからだ。

 

ところどころ岩場混じりなので落ち葉にステップがかくされているところは、落ち葉をどかして足場を確認しながらおりた。

まあ、それでも標高差200mほどなので無事に下山。

街中で一服できるところをさがしたが、適当なお店がみつからないので、途中からタクシーを呼んで駅に戻った。

 

 


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