毎日が山のこと

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足利の裏山天狗山と両崖山(2019年2月22日)

2022-12-25 16:19:03 | 日光・足利山地・那須

今回は、足利市の裏山と言っていい天狗山と両崖山について書いてみる。

足利の町は、三方を山にかこまれている。

気が向けば、午後からでも気軽に山を歩ける。うらやましいところだ。

天狗山と両崖山は町のすぐ西にある。

 

東武線の足利市駅から渡良瀬川の土手に上がり、少し西に歩く。

 

一つ西にある橋を渡る。

正面に見える山の中腹に赤い社殿が見える。

織姫神社だ。

両崖山は織姫神社の尾根を登りつめたところにあるが、今日はもう一つ西の尾根から取りついて、その尾根にある天狗山を経て両崖山に向かう。

 

織姫神社の下まで行って山裾を西に向かう。

山の下にも小さな社があって覆い屋根で覆ってあった。

八雲神社と書いてあった。

 

織物産業で賑わった足利の町の象徴でもあるのこぎり屋根の建物も見られた。

 

2月も下旬にはいったのでお寺の敷地の梅が咲き始めていた。

 

ここが天狗山への登山口。石の階段を登る。

 

階段のうえには小さなお堂があった。

 

わずかに登っただけなのだけど足利の町が見渡せた。

 

六本の手をもつ仏像があった。不動明王に阿修羅様が合体したような像だ。

 

丸石が片寄せてあった。庚申の文字がきざまれた石もある。

 

足利周辺の山は古い堆積岩が多いようだが、さっそく露岩が姿をあらわした。

 

尾根を少し歩いたところの202mのピークに着いた。

須永山と書いてあった。

 

なにやら石碑めいているが、自然の石だ。

 

近くに富士見岩という展望の岩場があった。足利の町をすぐ目の下に見渡せた。

 

西には赤城山がみえた。

登りはじめてわずかでこんないいところがあるなんてうらやましい。

 

尾根道をさらに歩いていくと前方に小高いこぶの盛り上がりがみえてきた。

どうやら天狗山の山頂のようだ。

 

上には、自然石のうえに据えられた石の祠があった。

細い木々に囲まれているが、その先に見通しのよいところがあった。

 

天狗山の標識があった。258mだ。

うしろには両崖山から行道山につづく尾根が見えている。

 

振り返ると木々のあいだから関東平野もみえていた。

 

東には足利山地の低山の向こうに日光の山々。男体山と女峰山。

 

露岩の上をロープでくだるところがあった。今回のコースではここだけだ。

 

途中に山間にあるお寺へとくだる分岐の標識があった。

この道は地理院の地形図には描かれていない。

 

さらに進むと「マンサクの小道」という小さな標識が木につけられていた。

早春にはマンサクの花がみられるのだろう。

 

いよいよ両崖山に近づいた。ここは山城の跡でもある。

 

山頂のすぐ下。少し広くなっていて東屋もある。

山頂にも神社の社殿があったが、山火事で焼けたらしい。

 

少し南に展望台がある。

 

天狗山とは違って足利の中心部が真下に見下ろせた。

この両崖山にも町からすぐにのぼれる。ここに住んでいたら、朝飯前の散歩や午後からの散歩でもこられる。

うらやましい。

 

前に来たときは、ここから織姫神社へと下ったが、今回は真下に見えている町へ直接下ってみた。

わずかな下りで、谷間におりることができた。

 

その谷にもかなり奥まで住宅が建っていたが、山沿いの路にはイノシシ対策なのか、ワナの檻がおいてあった。

町にもどって足利市駅に戻る途中、少し時間があったなて、鑁阿寺を覗いた。このお寺の四角い敷地は、その昔の足利氏の居館があったところだ。

足利はいい所だと思う。ちょっと住んでみたい。

そしたらちょこちょこ山を歩ける(笑)

 

 

 

 

 

 

 


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