※ これは作成途中のまま仮投稿してそのまま忘れていたものに手を入れて完成させ再投稿するものです。
那須連山のなかで登り残していた茶臼岳にのぼってきた。
娘が山に行きたいというので、楽に登れるけどまだ登っていないということで選んだのだが、当日が緊急事態宣言解除後の最初の土曜日だということをうっかりしていた。
ロープウェーの山麓駅につくと駐車場は満車。その先の峰の茶屋の駐車場も満車。娘と合流するために出発を遅めにしたことも裏目に出てしまった。
しかたなく下の大丸園地の大きな駐車場に留めてロープウェー駅まで歩いて行った。
ロープウェー駅までの遊歩道にはアザミや秋の花が咲いていてさっそく山の気分にさせてくれた。
ロープウェーは10分ごとの運行なので密にならず、行列もできていなかった。
下界はいい天気なのだが、那須岳の上空は雲がおおっている。
このときはまだ山頂は雲の下に見えていた。土曜日なので子ども連れの登山者も多く見られた。
先の投稿した速報でも紅葉にふれているが、私が見たかった紅葉は、一般的な樹木の紅葉ではなく、ナナカマドなどの小灌木と笹の緑とのコントラストだった。
一般的な紅葉は10月中旬過ぎからが見ごろのはず。南月山の斜面もまだ紅葉には早いようだ。
山頂に近づく頃から周囲がガスってきた。
茶臼岳の火口の周囲を時計回りに進むと最高地点手前に鳥居があった。
このあたりから強風が押し寄せてきた。
強風にあおられると体がもっていかれそうになる。
足元が溶岩の角張った大きな岩なので気を付けながら歩く。
山頂から火口の縁を時計回りにすすむ。峰の茶屋跡の峠を見下ろす地点があった。
あいかわらず強風。どしんと体にぶちあたってくる。
火口の縁を回り込んで東側になると急に風あたりが弱まった。
那須野が原をみわたす。
岩に秋色の飾り。
赤い胞子の袋?をつけた地衣類。
このあたりの岩陰で風をよけながらお昼の休憩にした。
コケモモ。
朝日岳の尾根の紅葉。笹の緑に対して灌木はもう茶色になってしまっていた。
朝日岳と峰の茶屋あとの避難小屋。
峠に近づくとふたたび強風が体を持っていこうとする。
峰の茶屋跡から茶臼岳を振り返った。ちょっと東側に寄るだけで風が弱くなる。
こちらは朝日岳の紅葉した斜面。
出発が遅くなったので旭岳は割愛して茶臼岳の北面にそって歩きやすい道をくだっていった。
ヤマアジサイの咲き残り。
下に降りて樹林帯にはいるとナナカマドが実をいっぱいつけていた。
満杯で車をとめそこねた峠の茶屋の駐車場に近づいた。
山の神の獅子。
ようやく駐車場の上についたが、私たちはこのあとさらに200mほどしたにある大丸園地まで歩かなくてはならなかった。
山頂や峰の茶屋付近では強風にあおられておちおち休憩もできなかったが、初秋の景色を楽しむことができた。
今回は朝日岳を割愛してしまったが、また来ることができたらぜひそこまで足を延ばして娘にすばらしい紅葉を見せてやりたい。
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