
表題の写真は、縦走路から振り返る「宝剣岳」
左方面の2つのピークが昨日登頂した中岳と木曽駒ヶ岳(左)
昨日記事(中岳を経て木曽駒ヶ岳)からの続編になります。
2日目 (前編)
昨日はガスに覆われたりの不安定な天気でしたが、今朝5時は満天の星空でした
私は、どうしたことなかなか眠れず(頭痛と吐き気)極めて体調不良の状態です。
酸素濃度を測定してもらいましたが高山病の症状ではないとのこと。
(もう何十回も山小屋に宿泊してますが、眠れなかったのは全く初めての経験)
今日は体調不安の中で、結構ハードコースを10時間以上かけて
空木岳まで縦走します。
しかも今夜は無人の山小屋泊なので食料も(本日の朝食も含め)2日分で、
リュックもそこそこ重くなります。(当たり前か・・・)
↓山小屋(宝剣山荘)から夜明け前の伊那前岳
AM5時30分頃 先ずは宝剣岳に向かって出発
これからの縦走~
宝剣岳登山はもちろん、縦走路は終始危険個所が多いため
ガイドさんの強い指導でカメラはリュックにしまい、指定場所以外撮影禁止令です。
あまり写真が撮れなくて残念です。
↓ 薄明かりのなか 宝剣岳へ登り始め
↓まだ夜明け前、雲海に浮かぶ「御嶽山」が幻想的でした。
↓厳しい岩登りの連続
下の写真(1枚)は”Fさん”撮影です。
↓頂上は近い~この納得の笑顔がたまりません。
宝剣岳頂上 2931m
頂上の岩の上に登れるそうですが・・・登ってバンザイをした瞬間に
哀れにも転落してしまった例もあるそうです。
↓
宝剣岳を下る
↓下山は一層高度感があります。
↓眼下に雲海、幻想的な光景に思わず見とれる
↓朝日がさして来ました 登りよりも下りが要注意
下山後も下に見える岩の稜線を越えることになります。
↓下の写真(1枚)は”Fさん”撮影です。
一旦下った所から振り返る頂上方面
↓
これからもまだまだアップダウンが続きます。
↓
この上が「馬の背」と呼ばれる難所
↓
進行左手の眼下にロープウェイ「千畳敷カール駅」が確認できます。
この時刻ロープウェイはまだ動いてないと思われますが
従業員でしょうか、何人かの人が手を振ってくれました。(ありがとうございます力になります)
↓
ロープウェイ駅から、このように見える宝剣岳の
岩の稜線を歩いてきました。(写真右から~左端まで)
↓
馬の背を終えたのが6時30分ころ(出発して1時間)でしたか
一応「難所」を制覇してひと安心
少し余裕が出ましたが、私は相変わらず体調不良
↓ふり返る宝剣岳、そして中岳と木曽駒ヶ岳
(宝剣岳は 奥の頂上と手前の小ピークがちょうど重なって見えます)
すっかり夜が明けましたが、御嶽山は相変わらず雲海に浮かんでいました。
↓下の写真(1枚)は”Fさん”撮影です。
「極楽平」と呼ばれるところで一服
↓
先ずは、最大の難所をクリアーして本当に一安心ですが
これからも結構厳しいアップダウンが続きます。
縦走の続編はまた、明日の記事になります。
>(K)様は体調不良とのことですが・・・
お心遣いありがとうございます
自宅に帰ってからはもう回復して快調です。
体力に自信を持ちすぎて出発前の不摂生が祟ったようです。良い薬になりました。
余談ですが私は、二代目 コロムビア・ローズさんの「たけくらべの歌」が好きで
JAZZの合間にYouTubeで聴いています。
より慎重になりました。
なかなか高度感たっぷり味わえる山でしたが・・
私は、むしろ登山中に見た雲海に浮かぶ「御嶽山」が一番印象に残りました。
山荘側からの登りより、むしろ南側に縦走の下りがより危険と感じました。
>もし行く機会があったとしてもロープウェイ駅付近を歩くだけでもう充分かも
たしか、山帽子様も仰っておられたと思いますが
ロープウェイ駅から木曽駒ヶ岳までは、あまり危険もなく
充分な装備の上であれば、3000m級の山に通常の登山感覚で登れると思います。
頑張ってください。
ご連絡ありがとうございました。
とてもお世話になっている様で、自分でも「半信半疑、本当かな?」とビックリします。
念のため確認させていただきましたが・・・本当ですね
有りがたいことです。
これからもよろしくお願いします。
横顔正面
最初は横顔と思ってましたが、「横顔にも正面にも見える」という解説を読み
良くみると、今度はむしろ正面からの顔(一部分)がしっかり見えるようになりました。
目の錯覚を利用していると思いますが・・・不思議な画像ですね
意味は最初から、文章の成り行きから~理解は出来てました。
やはり方言は良いものですね、心が静かに落ち着来ます。
山帽子様が鹿児島県の出身だったとは・・・意外でしたが
久しぶりに故郷の薩摩を懐かしく思い出されましたでしょうね
わざわざのご返信ありがとうございました。
(K)様は体調不良とのことですが、その後お体の加減は如何でしょうか。
ご無理せずに、お大事になさって下さいませ。
リアル!!
怖い!!!
高所恐怖症には堪らないスリル満点の岩山歩きです。
本当に皆さんすごい。
お写真見せて貰っているだけで足が竦みドキドキしています。廻りの景色も見られないほどの緊張感でいっぱい。
はぁ~~やっぱり私には真似出来ません。
もし行く機会があったとしてもロープウェイ駅付近を歩くだけでもう充分かも。
各記事の真下に、「カテゴリの最新記事」 「このブログの人気記事」
そして、「この記事を見た人はこんな記事も見ています」の3コーナーです。
iina宅の「この記事を見た人はこんな記事も見ています」に、Kさん宅の記事が9篇リストされていました。
①湧蓋越から「女岳」頂上へ ~ 湧蓋山登山(その2)
②雨ヶ池に群生する「ヤマラッキョウ」観賞登山(1)
③花と華の湧蓋山・頂上 ~ 湧蓋山登山(その4)
④湧蓋山登山・最終章 ~下山編
⑤紅葉の千畳敷カールから宝剣山荘へ ~ 木曽駒ケ岳-空...
⑥女岳を経て湧蓋山々頂へ~ 湧蓋山登山(その3)
⑦秋の野草?に出会う~雨ヶ池「ヤマラッキョウ」観賞登...
⑧コスモスに彩られる「久住連山」~雨ヶ池「ヤマラッキ...
⑨北アルプス・後立山連峰の盟主「鹿島槍ヶ岳」~ 思い...
⑩海野宿散策
Kさん宅は、ブログを魅せる宝の山のようです。
ごめんなさいね、ついつい 私の地がでまして。
>「鹿児島県の方言」となってました。
「福岡県」でも一般的に使われるのでしょうか~
実は なにを隠しましょうぞ、
私目 原産地は 生粋の島津様の薩摩藩出身。
黒田藩(福岡)へ出稼ぎで40数年以後、とうとう
こちらで 野武士生活ひたすらでございます。
この言葉 南の都城では普通に通じるのですが
延岡では ??でしたね
大変失礼いたしました。
ありがとうございます。
大変申し訳ありませんが、宝剣岳は南アルプスでは無く「中央アルプス」になります。
やはり、アルプス系の連山は雄大でスケールの大きさが魅力ですね
体調不良~今回は良い薬になりました。次回はしっかりリベンジしたいものです。
ところで、
(あQ)様によると、「宝剣」といえば、辛口日本酒の代表格との事ですが・・・
もちろん大工さんは飲んだことは、おありでしょうか
森伊蔵さんと一度勝負をさせたいですね。
登山パワーは、女性の方がすごいです~ヨ
>私には無かった生き方ですよねぇ~~
何をおっしゃいます~。
登山は中高年が圧倒的に多くて、その中でも女性が多い様です。
子育ても終わり自分の時間を登山趣味に向けるのでしょう
~と言う訳で、ほとんどの人が60~70歳代です。
らんさんは、まだまだ鼻たれ小僧でしょう~
どうですこれからチャレンジしてみては、きっとはまりますよ。
今回、K様は体調が悪く悔いの残る登山でしたが、これだけの登山ができただけでも、幸せ物ですよ。次回は、万全の体調でチャレンジですね。
女性と言えども凄い・・・たくましいを越えてステキ・:*:・:┣¨キ(*゜Д゜*)┣¨キ:・:*:・
何か今回は景色よりも女性軍の生き方の方が眩しく見えます ε-(´∀`*)ホッ
私には無かった生き方ですよねぇ~~ (´;ω;`)ウッ…
何だか色んな事考えらちゃった・・・(*ノ_<*)・・・・
でも影には男性の後光があっての女性なんでしょうね・・・(*・∀・*)ステキっ
あ~っ 思いっきり雲海にダイビングしたら気持ち良さそう・・・⌒゜( ∀)゜⌒
男の人は空を飛べるんではないかと・・・時々思うのよね・・・・
ふっと居なくなりそうで・・・Σ(っ゜Д゜;)っ
そしてまた、終始「宝剣岳」を眺めながらの登山だったと思いますが・・・
宝剣に登らず日帰りでは「もったいなかった」~そんな反省をされていると思いますが
また次に楽しみ・希望を残して、良かったですね
>「すんもはん 」
初めて伺う言葉でした。なんとなく意味は理解できたのですが
一応ネットで調べてみましたら「鹿児島県の方言」となってました。
「福岡県」でも一般的に使われるのでしょうか
滑落や転落事故の多い危険な岩山であり、決して侮れる山ではないとの認識は持ってました。
岩登りの基本である「常に3点支持」を守って、今回は特に体調も良くなかったので
写真より先ず命を大事に考えました。
それにしても、宝剣岳から眺めた雲海に浮かぶ御岳山は、幻想的で感動でした。
>山岳信仰の対象ですから仏教にまつわる名を冠されています
確かに「宝剣岳」の名前も山岳信仰によるものと伺いました。
山頂に「宝石をちりばめた剣」が奉納されているとか・・・そんなロマンチックなお話は無いですね
「チラ」
黒猫の青い瞳は、「見たな~」や「じろじろ」という感じではなく
憂いに満ちた表情に感じられ、可愛いですね
にゃん回みても素敵な画像でした。
生来のあわてものはなかなか治りません
ご容赦ください。
山小屋泊りでないと まず撮れない写真・・・
早朝の雰囲気が画像から一発で分かります。
夜明け前の雲の様子・・素晴らしい眺め。
いいですね、つづく 宝剣などの岩場写真
振り返る宝剣・・・リアルだなあ
迫力満点 いい山旅されていて羨ましいです。
指定場所以外撮影禁止令を出すほど危険個所が多い登山コースとは、瓦礫の岩だらけの様相ですから厳しい登山
なのですね。
雲海に浮かぶ御嶽山を眺めると、極楽から覗き込む風です。
山は、山岳信仰の対象ですから仏教にまつわる名を冠されています。役小角をはじめとする修験者たちが開拓
して廻ったのでしょう。