生活に文化がある・・と誰かが言ってて うまいこと言うなぁ・・と感心した。東京と京都のどっちが文化的に・・て話では無く 東京と京都では文化に対する考え方が違うような気がする。文化庁が京都に移転したが あれは日本文化を守るには古都京都がいい・・という安直な考え方だが 京都の文化って寺や神社よりも京都市民の日常にある・・という見方ができないと理解できないだろう。京都って新しい考え方をするけれど それはスクラップ&ビルドではなくて 日常の上に積み上げていく・・と言うところもある。東京は古いものは捨てて常に新しいものを求める 前に進むのに躊躇しないような文化がある。まあ首都だしビジネスの中心だからそうやって常に前進しないと取り残されるみたいな止まったらそこで終わりみたいな強迫観念があるのかも。常に一番でなければアカンみたいな。大阪は東京なんかに負けへん。大阪は二番とちゃう。一番になるんや・・みたいな気概があるが 京都にはそれが無い。天皇さんだってちょっと東京行ってはるだけ・・というような余裕みたいなもんがある。まあ絶対に譲れないラインはあるけど それは表に出さないでよろしなぁ・・という見た目の緩さが理解できないとしんどい。どっちがいいか悪いかではない。あたしは京都のおばちゃんやおばーちゃんの方が心地いいだけだ。
なんかよくわからないんだが amazonで買おうかと新本見たら3980円でげげっと思って310円の古本を買って安くて良かったと思ったのだけど 届いて裏表紙を見たら2400円+税だから2640円? え?とamazonもう一度見たら2640円+配送料480円になってる。配送料取るってamazonが売ってるんじゃないのか?更に9~10日以内に発送? 増刷せずに文庫にしたらしく どこかの在庫なんだろうが まあ3120円。どれが正価なんかわかんない。ちょっと読んでみたがいかにも混沌とした英国・・って感じで面白いが 気力が続かない。安いだけあって背割れしてるが分解まではいかなそうだ。あたしが読んで彼女が読むくらいの間は耐えてくれるだろう。耐えて欲しい・・かw 文庫は790円なので既に単行本の意味は無いが 読めれば何でも同じ・・と言えばそれまでだけど 有名ラーメン店の本店とのれん分けした支店の味の差とでも言おうか 同じなんだけど違う。文庫の方が安くて場所も取らないけど 本でも手触りとか感触や重さで微妙に違うので あたしはハードカバーがあればそちらを買う馬鹿だ。
見事に引きこもりだ。まあ体調が悪い・・というのが一番。帰りの移動で死ぬ思いしたのは書いたがその後も眩暈は酷いし夜中に心臓痛くて30分くらい丸まってたりする。あーもう長くないな・・と思うが何時終わるかわかんないので それまでは本に溺れている。注文してあった本がどさどさと来て 都合8冊あるが体調が悪いので手が出ない。のんびりして来て さあ明日から仕事だ・・て言うのならいいけど 既に会社潰しちゃったしクライアントとも切れちゃったんで見事な無職だ。彼女はいい仕事してるんで仕事に追われてるんで そのギャップで落ち込む。朝早く起きて彼女のお弁当入れて送り出して掃除して洗濯して・・他に何もすることがない。まあ本を読めばいいんだが 気力が落ちてるんで何やってんだ俺?てなわけ。じゃあ引きこもってないで 外に出ろよ?と言われそうだがどこに行けと?どこにも行くところが無い。立川まで出れば昭和記念公園あるけどお金いるし 新宿行けば新宿御苑 これもお金がいる。近くの公園・・あの人じーさんでも無いのに昼間から何してるの?と思われるのは無理。街に出れば?と言われそうだが店しか無いしお金が無ければ何もできない。まああっても行きたいところが無い。京都にいるとパン屋で耳買って賀茂川のベンチで風に吹かれてスズメに餌やってればいいわけで ガイドブックに載ってるような寺社仏閣に行かなければ1円もかからない。まあ 拝観料のいるエリアにいかなきゃ1円もかからないんだが。川べりのベンチでスズメに餌・・て もう終わったご老人みたいだが まあそれでも居場所はある。いずれにせよ 唐突に仕事を失うと漏れなくこうなる。忙しくて深夜残業が多い仕事ほど喪失感が大きい。忙しいと仕事辞めて気の向くままに放浪したい・・と思うもんだが 理由はともあれ実際なると終わった感が強すぎて頭おかしくなりそうである。メンタル持ちなんで安定剤の在庫は少しはあるんでそれを飲んで押さえてるが・・酒に逃げる手もあるのだけど これだけ体調が悪いと自分でとどめさしてどうする?で これまた呑めない。八方ふさがりで逃げ場がない。