絶対 もういい加減にしろよ？と思われてるだろうｗ 誰も教えてくれない田舎暮らしの教科書 清泉亮著 東洋経済新報社刊 ２０１８年初版・・を読み終えた。結論から言えば田舎暮らしを夢見てる人は まず本書を買うべし・・というくらいによくできた本である。ほぼ欠点がない。他の移住本なんかいらない。これ一冊で十分だ。前出の 丸山健二氏の田舎暮らしに殺されない・・は精神論みたいな呪詛の本だったが こっちは実践的なノウハウが満載だ。じゃ買うか？と言われたら ２０年前にこんな本があったらなぁ・・と悔しいのである。何も知らずに始めた山暮らしも大病してもう打ち止め。こんな本を読んでたら 小さなキャンプサイトと水回りだけで良かったかも・・と思うが今更どうしようもない。救急車が１０分以内に到着する場所で近くに高度医療が行える病院が無い限りもう無理。人生の楽園・・を見て感動して これから田舎暮らししたいと思ってるあなた 水を差すようで悪いが素直にこれを買いなさいｗ
またかよ？であるｗ 突撃！ロンドンに家を買う 井形慶子著 講談社刊 ２０１０年初版。著者は英国情報誌ミスター・パートナーを出してる会社の社長さんだから 出るべくして出た本だ。これもamazonで１８円 送料込みで３４８円だったから買った。まああたしも１０代～２０代はアメリカべったりだったが だんだん英国寄りになったのは 古い英車のライトウェイトスポーツカーを買ったからだが。当然中古だし新車のプリウスより安い値段だったから まあご勘弁。車・・といえば アメリカではエンジンを載せ替えたり途方もなく太いタイヤはかせたり派手な塗装にしてみたりで下品なので アメ車はあんまり好きではない・・と言いながらシボレーのアストロＡＷＤに乗ってたから何も言えんのだがｗ 若気の至り・・と言うことで勘弁して欲しい。英国って古いものを大事にするから好きで もう４０年以上前の車なのに未だに新品のボディシェルが買える・・という恐ろしく古いもの好きの国だ。今はコーヒーより紅茶・・てなわけで海外では英国が一番好き。トランプ政権を支持するアメリカ・・って金にものを言わせて横っ面張り倒すみたいで好きではない。一番好きな国？そりゃ日本でしょうｗで 京都だよね・・ってなるので井形氏やら某永江氏の行動をあーだこーだ言える立場ではないが言うｗ さて本書は最終的にはロンドンの高級住宅街に築１８０年 ７０平米のフラットを買うまでの 不動産探しの記録。この本が出た当時で６０００万近い値段なので これもまたお金持ちの海外別荘というところ。著者は英国情報誌を出してる会社の社長だから 現地取材やらなんやらで 現地事務所＋宿みたいな感じで使うらしい。あたしは英国は好きだが 別にロンドンに住みたいとは思わないので へぇ・・こんなにするのか 人種のるつぼなのね 治安が・・ってふむふむ・・と読んで終わった。本書も井形氏の自慢話につきあわされることになったわけだが まあ週刊誌より安いので買ったｗ あたしはもう大病して明日死んでもおかしくない体だから 住みたい街で終わりたいので 京都しか考えてないので 井形氏と大差ない。京都の不動産会社から頻繁に物件情報が送られて来るのだが 洛中のファミリータイプだと１億５０００万・・とかもう頭おかしいんじゃない？と思うような物件ばかりである。先日 山科で安い１Ｋが出てたのでＧＷはそこ見に行こうかな・・と思ってるが。まあ実はこの建物 数年前に１５０万で別の部屋が出てたんだが 古色蒼然とした代物でう～む これは無理って一度手を引いた代物。まあ別の部屋だけど 中古車１台分で京都に宿が持てるなら悪くないな・・とは思うが。本になってる物件ははるか英国の６０００万だの京都の１億とか もう別の世界の話としか思えない。身の丈くらいで 死に場所が見つかればいいなぁ・・とは思ってるが
メンタルヘルスカテゴリーなのに関係ない話ばっかりであるｗ よみがえれ！老朽家屋 井形慶子著 新潮社刊 ２０１１年初版。吉祥寺の井之頭公園に近い（若いころ その辺に住んでたのは前に書いたが）商店街の裏の中古住宅を買って お店もできるようなスタイルにリフォームした話の顛末記である。毎度のイケイケでうんざりするんだが 吉祥寺は好きな街だったしamazonで安いのがあったので買ったｗ １０１円 送料込みで３７２円ｗ 下手な週刊誌買うよりは面白かったので まあいいんだが・・ 場所を知ってるので築３１年１５坪の２階建が２９８０万・・てのは吉祥寺としては激安だ。これを著者や会社の社員も動員しての安上がりに英国風の家に仕立て上げるのだが 材料は持ち込みもあるとしても２５０万でリフォームできるとは思えない。あたしも道楽で建築もやるのだが ５００万くらいは最低かかってるだろうな・・と思う工事内容。それを宣伝もあってだろうが２５０万で受けた工務店もお気の毒である。後日談だがこの業者は倒産したらしいｗ なんでも物件は上物（古家）付きだが 当時の建築基準法で建ってるから取り壊して建てたら現建築基準法だと かなり狭い代物にあるだろうからリフォームは妥当なところ。まあ土地値なわけで 坪２００万ならかなり安い。ライターの某永江朗氏の京都中京の町家別荘が２３坪だからそれより狭いが。もっとも京都中京は吉祥寺の比では無いくらい高い。今年の地価で坪３００万くらいだ。ここをフルリノベーションしてるから雑に計算して町家が７０００万くらい こだわったフルリノベだから上物は１５００～２０００万としてまあ ９０００万くらいか・・いっぱい本出すと儲かるなんだな・・という認識だ。さて 話は戻るが 古屋の写真が巻頭に載ってるんだが なんでこれをリフォームする必要があるのか？と思うくらい程度がいい。事実 もっと古い部屋に住んでたから？？？である。まあこれを買って英国のフラットみたいに改装して自慢したいんだろうなぁ・・というところは透けて見える。まあ吉祥寺でこの値段なら誰でも欲しがる物件を格安で手に入れて 格安でリノベーションした・・というところに どう？私ってすごいでしょ？ってのが鼻につく・・と言いながら買ったおまえはなんだ？と言われりゃ ただの勢いですｗ はいｗ まあ住みたい街の真ん中で家を買おうとすると こういう物件でも半端なくお高いので そこらへんはご立派だが・・・ なんか井形氏も某永江氏も どうだすごいだろう・・が鼻について嫌だ。余談だが ここを会社の物置としても使い 更に社員に６万で貸したらしい。某日産の会長みたいに トップだと好き放題できるのね・・って話。
Ｇｏｏ ｂｌｏｇがスタイルを一新した・・まではいいのだが 妙に今風になって薄くなったというか使いにくくなった。まあ ネットの世界 日々新しくなっていくのは仕方ないんだが 誰がデザインしたか知らないが まあ普段ここを使ってない人がやったんだろう。前のスタイルの方が何倍も良かった・・と思うのはあたしだけか？
読んだことがあるなーと思ったら 以前にamazonで古書を買って読んでつまんなかったので どこかに投げたんだろう。あたしも２０代のころには吉祥寺に住んでた。まあ親が住んでたというのが正しいが 井の頭公園と接する南町である。吉祥寺・・って当時はちょっと毛色の違う若者文化の街で 新宿や下北沢とは一線を画していたのだが 時は移りもう昔の面影はない。あー本書 東京吉祥寺田舎暮らし 井形慶子著 筑摩書房刊 ２０１２年初版である。まあ著者は吉祥寺の外れに住んでるみたいだが・・あたしはもろ駅近くだったので いかにも東京・・てゴミゴミした感じがしてあー都会だなぁ・・と思ったものである。この駄文を読んでる人は全国版だと思うので言っておくが 吉祥寺・・って寺は無いｗ ＪＲ中央線の駅が吉祥寺・・ってだけで行政から言えば武蔵野市吉祥寺＊＊なのである。著者は五日市街道のむこうあたりまで吉祥寺って認識らしいが 住んでた者の感覚から言えば南は井の頭公園 北はサンロードの終わりくらいまでである。吉祥寺っても実はかなり狭いエリアを指して言う。井形氏の著作って まあエッセイなんだが どれを読んでも同じ。英国生活情報誌ミスターパートナーを出してる出版社の社長さんである。あたしも英国は好き。乗ってる車は古い英車のスポーツカーだし 足は今となってはドイツ車だがミニだ。アメリカって世界一の大国かも知れんが 実際は大いなる田舎だ。たかだから数百年の歴史しかないわけだし 国が広いから一部を除けば田舎・・て まあそんな話はどうでもいい。で井形氏だが 自力で会社を興して 精力的に本を出しててまあ パワフルだな・・とは思うものの 自信過剰というか 私が認めたものだけが本物みたいな嫌らしさが文体ににじみ出てて好きではない・・と言いながら 東京吉祥寺田舎暮らしも 年収３００万で人気の街に家を買うだの よみがえれ老朽家屋だの 突撃ロンドンに家を買う・・なんて４冊も買ってるわけでｗ ふんふんと時間つぶしで読むなら結構面白いのだが じゃあ書架に残るか？と言われたらノーである。突撃 ロンドン・・・は英国のつーよりロンドンの住宅事情がわかってなかなか面白かったのだが・・とにかく井形氏 どれを読んでも自信に満ち溢れて強気でイケイケなのである。日当たり良好・・というよりは 夏のビーチみたいなあっけらかんとしたウザったさが全部の本にある。まあ 本書 東京吉祥寺田舎暮らしは 井形氏が自分の住んでる吉祥寺を自慢しただけの本だ。住みたい街一位の吉祥寺に住んでるあたしってすごいでしょ？みたいなところかｗ amazonの履歴をみたら４年くらい前に買ってるが 図書館で検索して読んでから買うかどうか決めれば良かったのに無駄なお金使ったな・・というのが正直なところである。 まあ当時はamazonの送料が２５７円だった時代で古書で１円だったから都合２５８円なら悪くない・・とは思うのだけれどｗ
