先日子どもの頃の話しを書いてから、あの頃の記憶を刺激したようで、ときどきふっと様々なことが思い起こされます。
雷雨の想い出もそんな中のひとつ。殆ど毎日のように夕立があって、あぁ今日も停電するのかな、なんて心配しました。井戸水を使っていた頃、井戸水を汲み上げるのは電動ポンプであったため、停電すると水が出なくなるのでした。だから雷が鳴り出すとバケツに水を汲んだりして、停電に備えました。あの頃はよく雷で停電したのです。
電柱の上の方にあるトランスに落ちることが多かったと思います。そうするとその一帯の家々は停電。回復するまでに1〜2時間かかったのではないでしょうか。その間はろうそくと汲み上げた水を使いながらなんとかしたのではなかったでしょうか。丁度お夕飯時でしたから、皆さん苦労したのではないか、と思います。最近電柱電線の地中化が進んで、そういうことも少なくなってきました。水道が通った時はこれで停電しても大丈夫、と喜んだものです。ただ、今でもマンションなどは水圧だけではタンクに水を上げられないため、停電するとタンクに水を溜められず、すぐには止まらないものの、不安はあります。
入道雲、蝉の声、青い空。経済成長の中の日本。貧しいけれど、希望に満ちた人々の顔。
柿の種。粉末ジュース。
なんだかジブリの映画を観たくなりますね。 夏なんだな〜