無知の知

ほたるぶくろの日記

大規模フレア

2012-03-07 00:06:16 | 日記

昨日今日は暖かかったので梅がかなりひらいたようです。湿った空気に梅の香が漂い、何とも春らしい感じがしました。しかし、週末はまた寒いようです。油断すると風邪をひきますね。

さて、もうすぐ一周年です。この一年は長かったように思います。大震災の日のことはずいぶん遠い日のような気がします。でもまだ被災地のがれきの山はそのまま。宮城県も懸命に処理をしていますし、東京都は女川のがれきを受け入れているようですが、ほんの5%くらいしか処理がすすんでいないとか。他の自治体が受け入れられるようになっていくといいのですが。

今日は太陽の大規模フレアがおこりました。X5.5、しかもこちら向き。真正面ではありませんが地球の方にCMEが吹き出していますから、磁気、放射線などかなりの影響があるでしょう。おまけに「TOHOKU」惑星も近づいたりします。11日を前に何かと賑やかなことです。明日には先日のX1.1の影響もあるでしょうし今日のフレアの影響は9日くらいからでしょうか。

話しはまったく変わりますが、子どもの学校友達の話しです。その子がなにやら『呪いの電話番号』というのを手に入れたということで、かけてみたい?と言っては、その電話番号をクラスのお友達に教えていたようです。うちの子は「ぜんぜん」(かなりの恐がり)といってもらわなかったようですが、だんだん危ない年齢になってきました。小学校高学年はコックリさんや、心霊関係に興味をもつお子さんがでてくる頃です。ゆめゆめそういうことには首を突っ込まないよう、言い聞かせています。


梅がやっと咲き始めています

2012-03-05 23:52:11 | 日記
今年は本当に梅の咲くのが遅いです。全国的に遅いという話題がニュースで流れておりましたが、昨日久しぶりに氏神様にお参りして実感してしまいました。例年、東京では2月には満開になる梅です。それがもうお雛さまというのにまだ一、二部咲きです。何か大きな変化がおこっているのでしょうね。

seismic monitorをみますとこの一日は世界中のプレート境界でまんべんなく地震が起こっています。そして今日の昼には太陽のこちら側で大規模フレアがおこりました。今回のCMEは地球にも影響を及ぼす方向だと思います。磁気嵐などは数日後でしょう。このX級フレアをおこした黒点はまだこちら側を向いたばかりです。これから一週間くらいはこちらを向いているはずです。活動度が高い、大きな黒点ですから注意が必要です。ともかく30時間後は明日の夕方です。心して過ごしていきたいと思います。

今日はいくつか拾いものがありました。調べものをしているうちにアレルギーと乳幼児期のエンドトキシンへの接触の関係について論文がでていること、理論的根拠が明らかにされつつあることがわかりました。 (The Journal of Immunology, 2004, 172: 6185-6194.) 遺伝的要因によっても影響の出方が異なるというのも納得できるものです。乳幼児期に清潔な環境で育つとアレルギーを発症しやすいということです。その一方で不潔な環境で重篤な感染症を患って次々に命を落としていく子どもたちもいます。その子たちは運良くその感染症を乗り切ることができたら、アレルギーとは無縁に成長することができるかもしれません。しかし、これはかなり危険な賭けです。アレルギーをおこす機序は少しずつ明らかになりつつあります。人類が発展させてきた病原性微生物への防御機構がそのカギです。治療法の確立ももうすぐだとおもいます。他のひろいものはまたの機会に。

少しずつ進むこと

2012-03-04 12:41:05 | 日記
このところ調べものをしています。仕事に直接は関係ないものですが、間違いなく延長線上にある問題です。まだ確立した分野ではないため、さまざまな情報が乱れ飛んでいます。情報の海を整理しようとしていますが、本当にすごいものです。ある程度の専門的知識をもって眺めていても、なかなか真偽のほどが分からないものも多く、できるだけ背後の理論的根拠や思惑などに気をつけながら情報を集めています。

実は昨年の秋頃から始めたのですが、想像以上に大変で今になっても終わっていません。最近やっと私の中でまとまりができてきた状況です。学問領域のあいだの軋轢もあること、その他経済的な問題がかかわることなどもあり情報の一部は意図的に隠されたりしています。また改変はされていません、そこがまたなんともいえないのです。「決してうそはついていない。ただ自分たちにとって都合の良いように編集してあるだけ。」のスタンスです。裏の事情も知っておりますし、事情も理解しておりますが心のどこかで釈然としないものを抱えてずっと過ごしてきました。これまで真っ正面から切り込むことはなかったのですが、昨秋からなんとなく整理してみようと思うようになりました。

いろいろな合間にやるので何とも少しずつしか進まないのですが、少しずつ何かが分かってきたような気がします。早春の雰囲気とともにすこしうれしい感じがしています。

3月らしい日々

2012-03-03 22:54:42 | 日記
今日はひなまつり。今年は四年ぶりにお雛さまを飾りました。このお雛さまは、子どものために他界した母が選んでくれたものです。お気に入りで飾るたびに見に来てくれたものです。母が亡くなってからしばらく忙しかったり、思い出すのがちょっと辛かったりで飾らない年が続き、もう四年もたってしまいました。今年は早くから飾ろうと思っていまして、雨水の日を確認したりしていました。大分、母も安心されたということでしょうか。

この3月は「お世話になりました。お元気で。」という挨拶が続いています。仕事場でも辞められる方がいますし、近所のお年寄りで『田舎に帰る』方もいらっしゃったりします。先日はこのお年寄りの方をお別れの挨拶に伺いました。マンションの管理人室にいらした方です。子どもが小さいときにずいぶん面倒を見て頂きました。マンションのいろいろな仕事は力仕事が多いのですが、もう腰痛が酷く普通には歩けなくなって、仕事にも支障が出てきたといっておられました。もう古稀を何年も前に迎えられた方ですからずいぶん大変だったとおもいます。本当にお疲れさまでした。

その次の日、今度は仕事場で資材の納入業者の方がご挨拶にみえました。その方ももう古稀をいくつか超えた方です。個人商店でやってこられたのですが「もういろいろ怪しくなってきたのでこの辺りで区切りをつけようと思いまして」とのことでした。立て続けにこのようなことがありますと、時の流れを感じてしまいます。諸行無常の言葉が思い浮かびます。この世は本当に変化の連続です。仕事場でもちょっと立ち止まっていますと、あっという間に流れからはずれていきます。あ、ちょっと意味がちがいますね。ともあれ、3月らしい人とのお別れの続く日々であります。