神楽の里@航空写真シリーズ第2段は、向峠神楽の里、向峠です。
岩国市の北部「錦町」の、そのまた北部に位置する向峠。どうみても山々に囲まれたこの地。峠を越えてたどり着いた集落は、一面が田で広がっている。
地域の伝承によると、天保の大飢饉(1836年)を憂いていた時の庄屋山田利右衛門が、十数年にわたる水路工事を完成させたとある。向峠神楽は、その水路完成の記念として修得したものらしい。
5kmをゆうに超え、トンネルまで備えるその水路は、長い延長にも関わらず、ちゃんと向峠集落に注いでいる。200年前の技術に感服!
その水路は地域の生活用水や消防用水も兼ねており、地元が交代で当番を決め、沿線を歩く。土砂が水路を塞いでいないか。水路が壊れてはいないか、と。
※航空写真は、gooから拝借しました。
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