上沼田神楽では、演目に記される12の舞いのうち、現在舞うことができるのは8演目。残る4演目「天の斑駒」「天の岩戸」「天孫降臨」「五郎の王子」は、70代以上しか知らないような演目で、ここ数十年は舞われていないもの(子供神楽での取り組みはあった)。
つまり、早く伝承に取り組まないと確実に途絶えてしまう演目である。
そんな中、先ずは「五郎の王子」と「天の岩戸」を復活させようという話がでており、今年のうちに少なくともどちらかは舞台を踏みたいと考えている。両方とも人数が必要なのがネックじゃけど・・・。
古来からの舞いを教わり、物語の流れを整理した上で、再び上沼田神楽の演目として舞台に上がれるよう、努力します!
他の山代神楽でも、今は舞っていない演目を復活させる動きを耳にする。いい傾向で、お互いがその地域の神楽をしっかりと受け継ぎ、そして育て、次の世代に伝えていきたいですね。