山代日記 ~神楽とか、田舎行事とか~

山口県岩国市錦町に伝わる上沼田神楽を中心としたブログ。
広域組織の山代神楽連絡協議会や農作業、田舎行事なども掲載。

田の予防 パート2

2019年08月25日 17時39分00秒 | 沼田のできごと
8月上旬に続いて2度目の予防。
8人が協力して、ホースを延ばし、高圧噴霧器で薬を撒き、巻き取り、移動すりを繰り返す。

数年前から比べたら農地も減り、寂しい限りだけど、将来的にはこの作業の光景も見られなくなるかもしれない。
貴重な作業風景かもしれないね。

2時間ほど作業して終了。だいぶ涼しくなったんで、体力的にもかなり楽です。
これでカメムシとかの害虫はこないだろう!

あとは、晴れの日がしっかり続いて、刈りやすい田になってくれることを祈る。

あと、イノシシが入らないことを祈る。








イノシシ

2019年08月24日 21時30分00秒 | 沼田のできごと
我が家の田も稲穂が出てきて、収穫が近づく季節。
各家ではイノシシが入って荒らされないよう、ネットやトタン、電気柵などをせっせと周囲に配置する。

イノシシに入られると、まっすぐ伸びた稲がグシャグシャに倒されるばかりか、それを刈るときに苦労させられる。
大迷惑なんです。

我が家も先週柵をやったらしいけど、どうやらイノシシに入られたらしい。
それも、これまで出たことがなかった、家のそばの田にまで。

ネットをくぐって入ったところもあるらしく、追加対策を施した。
本当に、余計な手間です。

どちらかと言えばイノシシの領域になりつつある山里。
今後、荒廃が進めばもっともっと苦労させられるんだろう。。




農道舗装

2019年08月08日 12時38分00秒 | 沼田のできごと
上沼田の居住地から小さな尾根を越えた先に、といし(遠石?、研石?)という地区がある。

昔から主に畑として利用されてきて、立派なゴボウが作れると評判な地区。近年は荒れ地が増えている。
ゴボウが作れるとなると、地中に石がないということ。居住地に周辺には大きな岩がゴロゴロたくさんあるのに、少し場所が違うだけで条件も全然変わるんですね。

そんな砥石に行く道の路面がガタガタで車の通行に支障がある、ということで、市の原材料支給制度を使って舗装することになった。

参加できなかったので施工後のみ紹介します。
これで営農も円滑になることでしょう。






稲の予防

2019年08月05日 12時28分20秒 | 沼田のできごと
稲穂が出た頃に、害虫がつくのを防ぐために農薬を撒く。
この沼田では、だいたい8月の頭と終わりの2回撒くらしい。

15年近く前に取り組んだ中山間地域直接支払制度で買ったという散布機を使い、共同での作業となる。

午前中に道作りをした後、昼休憩を挟んで14時に集合。
猛暑です。

タンクに水をため、薬とてんちゃく剤を入れる。
その後、参加者の田んぼを一つ一つ回り、長ーいホースをみんなで延ばしながら農薬を撒き、ロープを納めては次の田んぼに移る、の繰り返し。

共同作業でまわる農地も数年前から比べたらかなり減り、楽になった一方で少し寂しくもある。

約3時間をかけて作業終了。
夜露が消え、夕立を避けるためにこの時間らしいけど、ちょっと暑すぎました。