山代日記 ~神楽とか、田舎行事とか~

山口県岩国市錦町に伝わる上沼田神楽を中心としたブログ。
広域組織の山代神楽連絡協議会や農作業、田舎行事なども掲載。

地滑り危険区域

2019年11月15日 21時10分50秒 | 沼田のできごと
今回は沼田のことをちょっと紹介。

沼田地区は、地滑り危険区域に指定されている。
大きな大きな岩の上に土が乗っていて、その間を水が流れることで地面がずっている(動いている)。こうした動きが棚田を形成してきた要因でもあるらしい。
昔1枚の田んぼだったのが、3段くらいになっているところもある。建具は隙間ができるし、風呂の排水が狂いつつあるという話も。

昭和14年に大崩壊が起きたという資料があったりもする。
そんな地滑りを防止すべく、地区内には水抜き用の集水施設が何ヵ所か整備されている。

最近また濁り水が出たとの話も聞くので、いずれ沼田がすとーんと山を下る日がくるかもしれない。

↓こちらのHPでも紹介されてました。
一般社団法人斜面防災対策技術協会
https://www.jasdim.or.jp/gijutsu/kobetsu/chiiki/yamaguti/numata/

https://www.jasdim.or.jp/




墓石

2019年11月04日 11時50分19秒 | 沼田のできごと
こないだ沼田の里道を歩いてると、ふと墓石が目に入った。刻まれた文字を読むと、文政十一年…とある。

文政十一年って西暦何年やっ!て調べてみると、1828年。江戸時代の終わり頃。
集落にはただの石を並べた墓石もあり、集落中を調べたら、もっと古いものも見つかるんじゃなかろうか。

錦町史によると、地区(女峠地区)にあった白鳥神社の勘定が1702年。
この集落は、いつから人がいて、どうやって田畑を切り開いてきたのだろうか。