この連休に石見銀山に日帰り旅行に行き、その帰りに土産物屋に立ち寄った時のこと。「神楽コーナー」というのがあり、近寄ってみるとDVDがいくつか置いてあった。神楽BIG4とか競演大会とかの見飽きたものもあったが、目を引いたのは「大元神楽伝承活動発表会」。
裏面を見ると、これまた見慣れない演目がずらり。御座、帯舞、四剣、剣舞などなど・・・。国指定重要無形民俗文化財とあるので、多分古来からの伝統的な神楽であるに違いないと思い、高いながらも思いきって購入。
帰ってインターネットでちょっと見ると、大元神楽が出雲で出雲神話と混ざり、これが石見でアレンジされて石見神楽となったらしい。それでは・・・と見たところ、新鮮な映像が飛び込んできた。
会場は八幡宮の室内。舞所は畳の上と、古来からの形を守っての設定。石見系と同じ舞いの雰囲気はあるものの、楽は激しさのない六調子。儀式的な要素を多分に残しながら、多少の合戦舞いもある。
なかなか他地域に出掛けて神楽を観る機会は少ないんで、こーゆー映像でも見られれば参考になる。ゆくゆくは日本全国の神楽を観てみたいもんですね。
今日、山代神楽連絡協議会の会議があり、今年の共演大会の概要が決定しました♪概要は次のとおり。
日時 平成19年12月9日(日)
場所 広瀬高校体育館(岩国市錦町広瀬)
出演団体
上沼田神楽保存会(錦町)
金山神楽保存会(美和町)
釜ヶ原神楽団(美和町)
東谷神楽保存会(美和町)
向峠神楽保存会(錦町)
山代神楽本谷保存会(本郷町)
山代白羽神楽保存会(美和町)
向峠子ども神楽(錦町)
※この他の団体にも出演を打診予定です。
やましろ商工会にも全面的にご協力いただき、今年商工会が新たに開発するという「鍋」等で共演大会を盛り上げていただく予定です。演目等は、公演順等が決まった後にお知らせしますので、今しばらくお待ち下さい。
これからポスターの作成や細かい打ち合わせとなります。目新しい情報が入り次第、お知らせしますね♪
9月1日、岩国民俗芸能まつりに出演してきた。
合併前の岩国市で毎年行われていたもので、合併後初となる今回は、岩国市民俗芸能協会から6団体、山代神楽連絡協議会から3団体、その他の団体から1団体の合計10団体が出演。民俗芸能といっても幅広いもんで、踊りもあれば田植え(囃田)もある、神楽もある。広い意味じゃ盆踊りとかも入ると思う。
見た感じ、構成員の高齢化が共通の悩みに感じた。若い人が興味を持ち、参加しやすい環境作りが課題だろう。
で、カンジンの神楽は、山代神楽からは金山神楽保存会(恵比寿)、上沼田神楽保存会(黄泉醜女)、山代白羽神楽保存会(大蛇)が出演!ステージに一花咲かせました♪
来年からは、市内各地を移動しながら開催するらしい。お近くの会場の際は是非お立ち寄りください!