2週間くらい前か、平田囃田が会員を募っているという記事を見た。
平田囃田は、岩国市指定の無形民俗文化財。30年に1回、囃田を行っているもので、その歴史は約400年という。
囃田とは、歌と音楽に合わせて田植えを行うもので、昔は牛なども用いて行われていたらしい。
この囃田も、神楽と同様、歴史の波を受けて厳しい継承環境にあるという。
構成員はほとんど60歳以上となり、ここ数十年は囃田を行うことが困難な状況にあるというのだ。
そんな中、昔の写真の提供を機に一念発起し、広く会員を募って保存会を再興し、再び囃田を響かせることを目指すとのこと。
近い将来、神楽や多くの民俗芸能が同じ状況になることが懸念されており、今回の行動は非常に意味のあるものだと思う。他人事には思えない。。。
種類は違えど、民俗芸能という文化の存在、活動を多くの人に知ってもらい、多くの方の協力を得ながら時代を繋いでいきたいですね。
また、同じ岩国市の民俗芸能団体として、何らかの形で協力していきたいもんです。