上沼田神楽は、一時途絶えていたという。
高度成長期や豪雪等により地区住民が少なくなり、時代の波に消えようとしていた。そんな時、地区の若手(当時)が立ち上がり、再興を目指したという。昭和52年頃の話だそうだ。
現在まで道具を揃えるには、大変な苦労があったように聞いている。そのお陰でこうして舞うことができるわけです。
でも、全ての演目を復活させたわけではなく、保持の状態が続いていた。そんな中、ここ数年でも「芝鬼人」と「薙刀舞」を復活させており、今年は次の復活を・・・と思っているところ。
現在も舞われていない演目は天の斑駒、天の岩戸、天孫降臨、五郎の王子の4演目。
さて、どれから取り組むか。。。
画像は、3年くらい前に復活した「芝鬼人」。春夏秋冬を舞い詠う演目だ。
一方、他の団体でも演目復活が活発だ。
県指定の無形民俗文化財である白羽神楽では、日本刀、天の磐戸など、毎年のように復活させている。若手が熱心に取り組んでおり、将来性的にも期待できそうだ。
画像は昨年復活させた天の磐戸。
更に、団体自体を最近復活させたところもある。
東谷神楽は、平成14年くらいに復活。地区の古老の方から指導を受け、昔の舞いを着実に復活させている。衣裳等も自分たちで手がけたものもあると聞く。
どこも、それぞれの神楽に誇りと自信をもち、楽しみながら伝承活動に取り組んでいるようです。
画像は「ないぎ柴鬼神」
錦町深川と須川にある「深須会」。旧子ども会が運営していた行事を引き継ぐ組織として、2~3年前に組織された。50代、60代を中心としつつ、その子ども世代も加わり、執行部は20人前後といったところ。
これまで、とんど焼き、盆踊り大会、里帰りソフトボール大会などを運営してきたけど、今年は「深須会大運動会」の復活をすることになった。前向きな団体ですね。
7年くらい前までは別の運営形態で開催されていたらしいけど、一時中断。
今回、深須会の主催として再開の話があり、もう一花咲かせようと頑張ることになったらしい。
6月6日の開催を知らせる横断幕が輝いていました♪
当日は、子どもからお年寄りまで楽しめるよう厳選された種目を用意!
旧校となっている深須小学校を舞台に、久しぶりの歓声が響きそうです。
どなたでも参加できますので、出身者の方等の帰省をお待ちしています!
・・・・・・・といっても、上沼田にあがるとすでに終わっていた。
雨が降る前に親父が頑張ったらしい。お疲れさまでした。
あちこちで蛇が出ていた。これからは周りに注意して歩かないと・・・・・・。
さて、沼田が「地滑り危険地域」に指定されている関係かどうか知らないが、年々少しずつ地盤が下がっている。昔はなかった岩が田の中からでてきて耕作の傷害になることも多い。
うちの田では、少し前まであった畦道(管理道)が沈没し、水が入り込んでいる。親父が仕方なく丸太を転がしてその上を歩いている状況。
水があてにくい、機械が入りにくい、排水が悪いなど、条件の悪い田から順に荒れている。僕が沼田に帰りだして8年の間に、家の周りだけでも5枚の田が荒れた。
僕みたいな帰省者でも草刈り程度ならできるけど、耕作となると困難。
先細りの状況ではあるけど、できるだけ力になれるよう頑張らないといけませんねー。
今年から耕作を休止した田。一つ一つ減っていくのは、何か寂しい。
大変遅くなりまくりましたが、昨年11月29日に開催した共演大会のDVDが完成しました!
出演13団体を収録した3枚組DVD、2,000円での販売となります。
お申し込みは、山代神楽事務局までメールでお願いします。
(ayu-1980s@minos.ocn.ne.jp)
(参考URL http://www.uenuda.com/back-sell-right.html)