山代日記 ~神楽とか、田舎行事とか~

山口県岩国市錦町に伝わる上沼田神楽を中心としたブログ。
広域組織の山代神楽連絡協議会や農作業、田舎行事なども掲載。

日本の人口

2010年08月30日 23時36分05秒 | 雑談

国立社会保障・人口問題研究所というところがある。
国勢調査等の統計調査から、人口構造、結婚・離婚の傾向、そして将来の人口予測などを行う機関だ。

日本が人口減少社会に入ってしまったのは大きく報道されており、ご存じかと思いますが、その逆で、昔の日本の人口というのも載っていました。

縄文早期(1万年くらい前) 2万人
 ・・・にまんにん?本当に??

縄文前期(6000年くらい前) 10万5千人
 ・・・やっと10万人オーバー。合併前の岩国市の人口くらいですね。

縄文中期(5000年くらい前) 26万人
 ・・・今の下関市より少しだけ少ないくらいでしょうか。

縄文後期(4000年くらい前) 16万人
 ・・・ん?何故か減っています。異常気象でもあったのでしょうか?

弥生時代(2500年くらい前) 59万5千人
 ・・・順調に増加しております。でもまだミリオンヒットには至っていない様子。

いっきに飛んで、奈良時代(1300年くらい前) 451万2千人
 このころ古事記、日本書紀が編纂されています。
 450万人の中に日本全国の貴族から農民までが存在するなんて。狭い社会だ・・・。

ちなみに、私が住む岩国市の人口は2005年時点で約15万人。将来予測によると、2035年には10万6千人にまで減少するそうです(日本の人口は1億2776万人→1億1068万人に!)。
少子化でもありますが、やはり少ない上に都会に出ていってしまうのが大きいのでしょうね。

人口問題研究所
 http://www.ipss.go.jp/


民俗芸能まつりに行って来ました。

2010年08月29日 22時50分00秒 | 岩国民俗芸能まつり

途中まで見させていただきました。
(写真は取り損ねました)

神楽や踊り、太鼓など、色々な民俗芸能が集まっているため、舞台裏を除くと仮装大賞並みの格好の方々が・・・(笑)。
まだまだ暑い中、出演された方、舞台裏で支えた方、大変お疲れさまでした!

ただ、ロビー等が寂しい感じがしました。
上演し、見てもらい、団体の親睦を深めるのも一つです。
でも一方で、準備する方もなかなか忙しく難しいとは思いますが、せっかく興味を持って見に来てくれる人たちに、できるだけ本来の雰囲気を味わってもらえるような努力も必要かな、と思いますね。

さて、ぼちぼち山代神楽共演大会の準備も取りかからないと・・・!


岩国民俗芸能まつり

2010年08月25日 00時05分30秒 | 岩国民俗芸能まつり

8月29日(日)に、岩国民俗芸能まつりが開催される。
市内の神楽、太鼓などの幅広い民俗芸能が集結し、それぞれの伝承を披露するもの。
毎年会場を移して開催されており、今年は岩国市民会館での開催となる。
12:30開演(11:30開場)

出演団体及び演目は下記のとおり。
これだけの団体を目にすることはなかなかないので、是非足を運んでみましょう!

 秋掛太鼓保存会(美和) 「水郷、流し打ち」
 通津奴道中保存会(岩国) 「奴道中」
 嬉野神楽保存会(岩国) 「福獅子舞、日本記」
 生見子ども神楽(美和) 「姫取り」
 向峠神楽保存会(錦) 「戻り橋」
 藤生神楽保存会(岩国) 「諸神勧請」
 岩国太鼓保存会(岩国) 「五橋」
 岩国音頭保存会(岩国) 「岩国名所めぐり、桜総五郎」
 東谷神楽保存会(美和) 「五郎の王子」
 釜ヶ原神楽団(美和) 「塵倫」
 岩国行波の神舞保存会(岩国) 「荒霊豊鎮」
 笠塚神楽保存会(由宇) 「三鬼の舞」

問い合わせ先
岩国市教育委員会文化財保護課
℡.0827-41-0452

参考URL(岩国市文化財保護課)
http://www.city.iwakuni.yamaguchi.jp/html/bunkazai/index.html


農作業 ~害虫予防~

2010年08月22日 07時29分00秒 | 沼田のできごと

猛暑の中、農作業が続きます。
沼田集落の田の害虫予防をするらしい。

ここ最近カメムシなどの害虫が発生しており、その被害を抑えるために年2回程度農薬を散布するとのこと。

朝イチは夜露が付いているため、それが乾いてから実施するという。
その時間は、昼1時。。。
失礼だが、お年寄りは倒れなければいいいが、と心配しながら集合場所に向かう。

参加者は約15人。うち3人が50~65歳、1人が30歳(僕です)、それ以外は65歳以上。
農薬を溶かした樽と農地保全関係の補助金で購入したという噴霧器を軽トラに乗せ、参加者の田一枚一枚に農薬を散布。
沼田の田は、基盤整備をしていないため、不整形。畦道を歩き、段差を飛び越え、50mくらいはあるだろうホースを皆で中継しながら、みんなの田を転々と予防。

間に休憩を挟みながら、終了したのは17時30分。
田舎のお年寄りは元気です。。。

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農作業 ~猪対策~

2010年08月21日 07時14分00秒 | 沼田のできごと

稲に穂が付き始めたこの季節。少しずつ近づく収穫に、今年の豊作を願っているところだ。
だけど、この時期にはいらんお客さんも近づいてくる。
イノシシだ。

盆前後から、田や休耕田に侵入し、エサを探して地面を掘りまくっている。
イノシシに入られると、稲は倒れ、地面はえぐられ、畦は崩壊する。せっかくこの時期まで育てた稲も、その部分は収穫が期待できなくなってしまう。

この対策として、色々なところで事業で鉄網を張ったり、網ネットを張り巡らせたり、電気柵を張ったりしている。
今年うちの親父が選んだのは、金網の設置。ホームセンターでお買い得の品があったらしい。

猛暑日が続く中、兼業農家である我が家は盆明け、その翌週と2週間がかりで設置。
丸まっている金網を延ばし、2m間隔で支柱を立て、それに網を固定する。田の外周のうち約150mに金網を設置。残りは、出入りを考え、網ネットを設置。

ただでさえ田植え、稲刈り、除草、水回りなど仕事が多い稲作。
せめて獣害対策が省力化できれば、かなり助かるんだけど・・・。

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