国立社会保障・人口問題研究所というところがある。
国勢調査等の統計調査から、人口構造、結婚・離婚の傾向、そして将来の人口予測などを行う機関だ。
日本が人口減少社会に入ってしまったのは大きく報道されており、ご存じかと思いますが、その逆で、昔の日本の人口というのも載っていました。
縄文早期(1万年くらい前) 2万人
・・・にまんにん?本当に??
縄文前期(6000年くらい前) 10万5千人
・・・やっと10万人オーバー。合併前の岩国市の人口くらいですね。
縄文中期(5000年くらい前) 26万人
・・・今の下関市より少しだけ少ないくらいでしょうか。
縄文後期(4000年くらい前) 16万人
・・・ん?何故か減っています。異常気象でもあったのでしょうか?
弥生時代(2500年くらい前) 59万5千人
・・・順調に増加しております。でもまだミリオンヒットには至っていない様子。
いっきに飛んで、奈良時代(1300年くらい前) 451万2千人
このころ古事記、日本書紀が編纂されています。
450万人の中に日本全国の貴族から農民までが存在するなんて。狭い社会だ・・・。
ちなみに、私が住む岩国市の人口は2005年時点で約15万人。将来予測によると、2035年には10万6千人にまで減少するそうです(日本の人口は1億2776万人→1億1068万人に!)。
少子化でもありますが、やはり少ない上に都会に出ていってしまうのが大きいのでしょうね。
人口問題研究所
http://www.ipss.go.jp/