山代日記 ~神楽とか、田舎行事とか~

山口県岩国市錦町に伝わる上沼田神楽を中心としたブログ。
広域組織の山代神楽連絡協議会や農作業、田舎行事なども掲載。

神楽列車

2012年03月20日 01時26分00秒 | 上沼田神楽

錦川清流線の沿線の木を間伐し、列車からの景観を良くしたとのことで、その記念イベントに上沼田神楽がお呼ばれした。

が。

舞うのは列車の中。

これまで経験したことのない状態に、団員一同試行錯誤。

朝8時30分に錦町駅に集合。
とことこトレインを間近で見学した後、荷物を列車内に搬入し、錦町駅を出発。
錦町→岩国間は、回送状態で、その間に詳細ミーティング。いきあたりバッタリ感が漂います。

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どうせやるなら、CD再生よりも生音だ!ということで、太鼓から何から、とにかく積み込んでいて、列車内も、とりあえず蛇胴を這わせたりで、簡単な仕掛けはOK。

11時過ぎに岩国駅を出発。

11時30分くらいに、北河内駅でセレモニーを終えたご一行が乗車の運びとなりました。

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肝心の本番は、事代主(恵比寿)や茶利が列車内を和ませ、鬼と太夫が列車内を騒がせて、何やら分からんうちに錦町駅に到着。

車内からは、清流の滝、かじかの滝などが楽しめ、錦川の水面もしっかりと臨むことができた。これまでは木が生い茂っていたのに比べると、本当に景観が楽しめる状態。

次回はゆっくりと電車旅を楽しみたいもんです。


平瀬ダム

2012年03月18日 01時36分00秒 | 錦のできごと

こないだ、錦町から周南市須金に行くまでの道が完成したということで、通ってみた。

この道、錦町広瀬の上流に建設する予定の「平瀬ダム」により水没する国道434号の付け替え道ということで整備されている。

これまでは、錦町から岩国まで1時間、錦町から徳山までも1時間といった状態だった。

けど、この付け替え道の完成により、錦町から徳山までが40分程度になったという。

確かに片側1車線の道は快適で、もちろん信号などなく、ノンストップ。早くに完成していた須金トンネルを超えた先までは運転を苦に感じない状態。

・・・これじゃ、みんな岩国市外に買い物に行ってしまう!
お金が市内に落ちない!

 

写真は平瀬ダムの建設場所と思われる場所。

ダムの建設により、災害の人災化や生態系への影響が心配される。

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上沼田神楽始動!

2012年03月17日 07時58分00秒 | 上沼田神楽

今年の上沼田神楽の練習が始まりました!

本来、冬場は休みで、4月くらいからぼちぼち始めるのがパターンだったものが、ここ数年は1月~2月のパレス公演の後、少し休憩をはさんで練習開始、といった状態になっている。

働きすぎだ。。。

でも、今年はすでに多くの公演依頼をいただいていいて、練習にも力が入る。昨年からの新入団員も2人いたりで、充実した雰囲気にあふれている~♪

公演すべてが大事とはいえ、今年のヤマは9月16日の佐伯神楽50周年イベントでの「薙刀舞」。
6年前に本郷町で共演大会を開催した時に上演したのを、神楽関係者が見ていたらしく、それが評価されて(?)のエントリーとなったらしい。

天孫降臨にあたり、猿田彦が荒神たちを薙ぎ払い、場を清めるといったストーリーが設定されている。

他の舞いには無いスピード感、薙刀さばきが見どころだが、間違って薙刀を落とした時には・・・・・観客のため息が会場を埋め尽くす。

 

なんにせよ、これからしっかり練習ですね。

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山代神楽連絡協議会

2012年03月16日 23時32分10秒 | 岩国民俗芸能まつり

今日、山代神楽連絡協議会の会議が開催されました。

午後7時。仕事もお疲れのところ、7団体の会長さん方がハーモニーみわに集合。

 

議題①今年の民俗芸能まつりの出演団体について

毎年8月末に開催される民俗芸能まつり。今年は8月26日(日)を予定。毎年会場を転々としており、今年は由宇文化会館で初の開催。
先の事前協議で、山代神楽から4団体の選出を依頼されておりました。

過去の出演状況等を参考に検討した結果、
 上沼田神楽
 向峠神楽
 白羽神楽
 釜ヶ原神楽
の4団体が内定。

今後の運営会議で詳細を詰めていきます。

 

議題②今年の山代神楽共演大会について

毎年11月末に開催される山代神楽共演大会。今年は11月25日(日)を予定。毎年会場を転々としており、今年は錦ふるさとセンターで久々の開催。

会場については、平成19年に開催した広瀬高校体育館では?という声もありますが、体育館での開催は準備や暖房配慮、片づけに大きな労力を使うので、今回はふるさとセンターでの開催を予定したところです。

まだまだ月日もありますので、徐々に準備したいと思います!


CM

2012年03月14日 07時29分00秒 | 雑談

こないだテレビを見ていたら、あるCMが流れた。

そのCMは、「私の金融機関は、コンビニ等に多くのATMがあるから、いつでも手軽にお金を引き出せます。日本の面積をATMの数で割ると、平均して歩いて18分、車で3分内に1台ある計算」と説明。

最後は、「まちの、みんなの・・・・」と締めくくる。

 

確かに、大都会では、歩いて5分以内にコンビニが数多くあり、各種金融機関も揃っているだろう。岩国市街地でも、コンビニが点在している。
一方で、山間部にいくと、コンビニが建てば有名になるほど、稀な存在となる。金融機関も旧中心部にあるのみなので、計画的にお金を下ろす必要がありそうだ。ちなみに錦町では、近くのコンビニまでは車で20分といったところでしょうか。

で、このCM、山間部とかの農業を支えるべきJAのCM。

農業が衰退する中、金融施策に走り、山間部を忘れたかのようなCMを流す。

 

ちょっと違和感を覚えたCMでした。