山代日記 ~神楽とか、田舎行事とか~

山口県岩国市錦町に伝わる上沼田神楽を中心としたブログ。
広域組織の山代神楽連絡協議会や農作業、田舎行事なども掲載。

沼田の巨岩、奇岩

2012年07月30日 23時01分00秒 | 深須のできごと

沼田では、神楽のほかに、来訪者を驚かせるものが存在する。

棚田、そして、巨岩や奇岩だ。

棚田は、居住者の日々の努力と責任感で維持されている。それでも高齢化などにより、年々耕作地が減っている状況。我々、次の世代がしっかりと受け継がないといけないなーと思いながら、なかなか・・・・。

 
 
 

 

 
一方、巨岩、奇岩。
「岩めぐり」の名称で、沼田ふれあいまつりなどで来場者をご案内することもある。

ぱっと見、集落内にはそれほど大きな岩は見当たらない。
それが、岩めぐりコースに入るとワンボックスカーをはるかに凌ぐ大きさの岩がごろごろしている。それぞれに古くから伝わる云われもあり、毎年秋にはしめ縄を巻き替えている程だ。

おそらく、昔の人は、居住地や農地周辺の巨岩を削りだし、人が住める空間を作り出したのではないか。重機の無い時代、手作業であろう切り出しは、今の様に生きるのが当たり前で、その上で娯楽などを楽しむ今とは違い、正に生きるため、家族を養うために、棚田とともに形成された行為だったんだろう。

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久々の農作業

2012年07月28日 22時51分00秒 | 沼田のできごと

今年は、かなり農作業のお手伝いをサボッている。

この日は、午前中、普段から活用している神楽殿周辺の草刈りを集落総出で行った。

平成14年に山口県の事業を活用して建設された沼田ふれあい神楽交流館。平成元年から続く「沼田ふれあいまつり」のメインステージとしても活躍している。
ふれあいまつりの始まりから24年。集落は、その分だけ年をとっている。

集落は今でもキレイに保全されている。みんなが普段から草刈りなどをしっかりとやっているからだ。
少しでもお手伝いができるよう、若いもんも頑張らんと!

約1時間半の草刈りの後、沼田ふれあいまつりの催しである「いも掘り」用の畑の草ひきを皆してやった。

その後は、婦人衆が握ってくれたむすびとビールでお疲れ会。
結局、これが目当てでの参加です。。。

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昼からは、イネの予防作業。
酒を控えた農家の車に噴霧器や水タンクを積み込み、いつもお世話になっているお隣さんの田や、離れている我が家の田などを予防してまわった。

「ミニ消防団」のような放水作業を続けること2時間。終了。
これで、害虫がつかないことを祈ります。

明日は、「女峠(めっとう)」側の田を、関係者総出で予防するらしい。
お年寄りたちが倒れないことを願う・・・・。

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ハイテク

2012年07月25日 00時10分09秒 | 雑談

宮島パーキングに寄った時、トイレの入り口にて無駄にハイテクなものを発見!

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どうやら、トイレの空き状況を入口でお示しする掲示板らしい。

トイレなんか、入って空いていれば用を足し、埋まっていれば待つのが自然のルール。ましてや高速のトイレ。駐車場みたいに、埋まっているから別のトコを探すか、なんてもんでもないだろう。

更に・・・・・手洗い場の横にもコンナモノガ。

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そのシステム設置代が、そして電気代が馬鹿バカしい!

でも、人が造るものには何かしら意味があるもの。
トイレ内で倒れた人がいた場合、それを中央管制局で察知し、イチ早く救助を送るためとか!?

いつの日か、このシステムが全公共トイレに標準装備される日がくるのか・・・・??


夜~遊びフェスタ

2012年07月21日 23時52分00秒 | 錦のできごと

錦町恒例の夜~遊びフェスタが20日、盛大に開催された。

このイベント、やましろ商工会青年部の錦支部が主催するもので、市の補助などは一切受けず、地元企業からの寄付や会員の腕で運営するもの。

町内の各種団体の出店で会場は賑わい、用意されたテーブルは飲み助で埋まる。

ここ数年、音響でお手伝いさせてもらっているけど、何とも活気があるイベントだなーと感心しているところです。

ステージは、地元幼稚園児による元気太鼓から始まり、丸太の早切り、大道芸、地元の一流歌手たちによる歌謡ショーなどが展開される。

企画も自分たちで組み、
お金も自分たちで工面し、
ステージも自分たちで組み、
音響道具も市備品を活用し、
スタッフは自分たちが汗を流す。

それでこれだけのイベントができ、地元にお金が落ちるのなら素晴らしいことだと思う。

イベントによっては、企画から舞台設置、出演者、音響や進行までが外注というものもある。それって、運営費を外にばらまくようなものではないだろうか。

市内で多数のイベントが展開されているけど、それぞれの目的や効果に応じて、その運営方法もしっかりと考える必要があるかもしれない・・・・・・ね。

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夕立のため、冒頭の子ども向けゲームは屋内で実施。
ちょるるも応援にかけつけてくれました!

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ブレまくってますが・・・。抽選で盛り上がる会場。





標高

2012年07月03日 01時52分13秒 | 雑談

錦町。合併して、今は岩国市錦町。

その岩国市の中心部から錦町の中心部「広瀬」までは、約40km。錦川をひたすら上ること1時間。結構な距離です。

そんな広瀬の標高は、約100m。
岩国はゼロメートル地帯なんで、岩国から40km進んで、やっと100m登るというゆるやかな地形。

 

一方、上沼田神楽が伝わる上沼田集落の標高は・・・・・。

広瀬から錦川をいったん下り、出合から宇佐川を上ること約15分、更に山を登ること約5分。上沼田集落に到着。

上沼田の一番下の家の標高が約380m、一番上の家の標高が約480m。

ん??? 同じ集落の中で、岩国から錦町までの標高が存在する・・・。

マジですか。。。。。

 

 

ちなみに、岩国から美和へ抜ける道の途中に、阿品という集落がある。

街中からは車で20分弱。手ごろな距離感の、いい集落。

この集落の標高が約150mくらいだろうか。

広瀬よりも高いということだ。

それぞれの集落を知っている人からすると、ちょっと意外な情報ではないでしょうか??

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