岩国市の人口が着実に減っている。
岩国に限ったことではない、全国的な流れとは言え、その減りようはヒドイ。
平成17年に約15万人だった人口は、平成22年には14万4千人に。
6千人の減少。
これは、
現在の錦町3,277人、現在の本郷町1,102人、現在の美川町1,305人
の合計よりも多い。
(参考)岩国市ホームページ
http://www.city.iwakuni.lg.jp/www/contents/1144485353554/index.html
結局は仕事が無いという点に尽きると思うけど、
全国的に暮らしが豊かになり、でもそのために必要経費も増え、
また、個人個人が楽しむ時代になり、でもそのために近辺への出費を抑える。
結果として、お金が身近なところ以外に流れているような気がしてならない。
例えば携帯電話。
今では、ほとんどの人が持っている一品。
昔は必要なかった一品、必要なかった使用料。
今、その使用料を払うために、何かしらの経費を削っているハズ。
(中には固定電話を置かない、という人もいる)
それは、ビールがビールでなくなったり、
○○商店ではなくディスカウント店で買ったり、
隣町の大型店舗に買い出しに出たり。
岩国市全体での携帯使用料はどのくらいなのか・・・?
使用料は人それぞれでしょうが、適当に5,000円と仮定。
岩国市民144,000人の8割(115,200人)が持っていると仮定。
5,000円×115,200人×12ヶ月=6,912,000,000円!!!!
実に69億円が、携帯電話に使われているという単純計算。
全てではないにしても、この半分が地元に使われていたら・・・・。
経済効果(回復?)で、もう何人かはこの岩国市に住めるかもしれません。
携帯に限らず、そうした積み重ねが地域から需要を奪い、仕事を奪い、職を奪い、人を奪っていっているような気がします。
せめて、買い物は市内で!!!