毎年9月の第2日曜は、上沼田林道の道つくり。
過酷な行事です。
朝7時30分集合。弁当持参。
側溝の土を上げたり、道ばたの草を刈ったり、道路にたまった土や草を取り除いたり。
休憩や昼食を挟みながら、その作業は3時過ぎまで続く。
いや・・・、年寄りの体力はスゴイ。短時間の作業なら僕の方が動けるだろうが、長時間動き続けることに慣れてないため、途中で失速する。やはり日頃の積み重ねか。
そんな過酷な一日でも、休憩や昼食時の一時、終わった後の路上打ち上げは格別だ。この作業のために戻ってくる出身者もあり、親睦にもなる。
だいたい毎年参加しているけど、毎年景色が変わる。樹が伸びるのもあるだろうけど、今年は切り出し、間伐されている山もあった。ちゃんと使っている林道だからこそ、みんなで汗を流して整理しているということだろう。
今年もやってきました、山代神楽共演大会。
下記の概要で開催されます。
日時 平成22年11月28日(日) 10時開演
場所 本郷きらめき交流プラザ(岩国市本郷町本郷)
出演団体、演目予定
1.美川観音太鼓保存会
2.北門子ども神楽 「湯立て」「煤掃き」
3.山代白羽神楽保存会
4.本郷子ども神楽 「八岐乃大蛇」
5.東谷神楽保存会 「荒神」
6.上沼田神楽保存会 「芝鬼人」
7.谷和神楽団(大竹市:特別出演)
8.釜ヶ原神楽団 「塵倫」
9.向峠神楽保存会 「羅生門」
10.金山神楽保存会 「大江山」
11.山代神楽本谷保存会 「八岐乃大蛇」
主催 山代神楽連絡協議会
共催 やましろ商工会
後援(予定) 岩国市教育委員会
協賛 山代体験交流協議会
今年は特別出演として、お隣は大竹の「谷和(だにわ)神楽団」さんにご出演いただきます!地域的にも山代地域とつながりがある神楽。さて、どんな舞いなのでしょうか・・・?
そしてモチロン、今回もやましろ商工会による「五龍鍋」やうどん、飲み物等の出店があります!!
この共演大会は毎年会場を移して開催していますが、この本郷の屋外会場が一番気に入っています。舞台と客席、飲食コーナーが一体的に感じられ、正に「祭り!」の雰囲気ですからね♪
これからポスター作成をはじめとした準備作業に取りかかります。各団体は、練習に熱が入ることでしょう。
準備状況は随時お知らせしていきます!
ついにウチの田にも入ったらしい。
イノシシが。
先日、親父と大金と汗を流して防護柵を張ったばかり。
どうやら、段差を超えるため柵が浮いている部分に鼻を引っかけ、柵を引き抜いたらしい。支柱を深く刺し、金網に折り返しをつければ少しは防げたかもしれないけど、地中に石が点在し、傾斜の厳しい我が家の田ではそれも困難。
「結局電気柵にするしかないか。」とは親父の言葉。
兼業農家。先祖代々の農地を守らねばと、金をかけて機械を揃え、手間をかけて稲を育て、この時期には行楽にも行けずに時間をかけて草を刈り、網を張り、それでもイノシシの被害にあう。そして収穫量が減る。
そりゃ、農業やめますわ。。。。。
2010年の農林業センサスの結果(速報)が公表され、農業就業人口が5年前の335万人から大きく減少し、260万人となっていた。
これは、専業又は農業の比率が大きい兼業農家の人口だが、もっと減少は加速するだろう。
農地や森林は個人の土地。個人で維持するのが原則だろう。
だけど、それらが水を保ち、栄養を育んだ水を生み、下流域に恩恵を与えているのは間違いない。
さて、どこまで維持できることやら・・・。