この週末、岩国民俗芸能まつりが開催される。
今年は玖珂町のこどもの館を舞台に、12団体が日頃の継承、練習の成果を披露する。
山代神楽からは、上沼田神楽、釜ヶ原神楽、白羽神楽と、生見子どもしし舞神楽が出演。
開催に向けた最後の実行委員会を先週末に終え、後は前日準備、そして当日を残すのみ。
上沼田神楽は、当日主力が数人、祝い事により不在。
レギュラー陣を配役転換したり、若手に新規習得してもらったりで、任務の遂行を目指す。
多くの方のご来場をお待ちしています!
岩国民俗芸能まつり
平成26年8月30日(日)10時開場、10時30分開演
玖珂こどもの館(岩国市玖珂町)
[出演団体、演目]
1.玖珂太鼓保存会 「NEXT,SUN-ZOKU」
2.生見子どもしし舞神楽 「姫盗り」
3.通津民俗芸能保存会神楽の部 「天狗・子供なぎなた」
4.上沼田神楽保存会 「黄泉醜女」
5.釜ヶ原神楽団 「源頼政」
6.岩国行波の神舞保存会 「荒霊武鎮」
7.岩国太鼓保存会 「五橋」
8.小糠踊保存会 「小糠踊り」
9.藤生神楽保存会 「柴鬼神」
10.谷津神楽保存会 「榊鬼神」
11.山代白羽神楽保存会 「八岐乃遠呂智」
12.長野神楽舞保存会 「岩戸開き」
今年の夏は異常気象。
高知県の豪雨、8月6日の岩国市・和木町の豪雨、京都市の豪雨、そして広島市の土砂災害。
雨、雨、雨で、お日様を一日中拝む日がほとんどないくらい。
中でも広島市の土砂災害は被害が甚大で、むごいとしか言いようがないほどの土砂だ。
自然というのは恐ろしい。
「想定以上の雨が降り都市防災が機能しなかった」とあるが、都市防災で想定しているのは、10年確立か何かの雨量。それ以上が降ると、水路は溢れ、ポンプがあるところでも内水が河川に排出しきれないという。
周りに田んぼとかが多ければ、それが一時貯水池となって、また、地下に染み込んだりするもの。
けど、市街地だと、降った雨がそのまま流れ出してしまう。
その水は、水路から小川へ、小川から河川へ、どうにかして排水しないといけない。
けど、河川は水位を増し、小川からの水を受け入れない。
こうした課題に対し、都市防災のための諸整備を進める大切さを強く感じた。
想定以上はあり得るもの。
自分の身は自分で守るしかないのだろう。
しかしながら、低ければ水が上がってくる。山を背にしていれば土砂が滑り落ちてくる。
難しい問題だ。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被害にあわれた方々に心からお見舞い申し上げます。