未来社会を夢見る山下ゆみのブログ

アラ還真っ只中の暮らしと関心ごとを綴っています。最近の日本、おかしなことが多すぎる!と行動に。

「こども園構想についての請願」委員会で不採択

2012-09-07 07:21:32 | 泉佐野市政
 昨日9月6日の厚生文教委員会で、「こども園構想についての請願」が審議されました。私は紹介議員としてこの「請願」を提案し、厚生文教委員の各議員からの質問に答えました。

 隣の傍聴会場には(常任委員会などは全員協議会室という部屋で行われ、スペースなどの関係で同室傍聴ができないのです。改善を求めていますが、これについてはまたの機会に・・・。)朝から多くの市民のみなさんがつめかけてくださっていました。午前の案件の審議に時間がかかり、「請願」については午後になりましたが、何人もの方が都合をつけて残ってくださいました。

 議員の質問には、賛成の立場からのものと反対の立場からのものがあるわけですが、「こども園構想に賛成(この請願には反対)」と表明したうえで、請願項目に書かれている「混乱・危険のないよう計画作りを」することや、「市民の意見を取り入れて、泉佐野市の子育て環境を整え」ることは必要であると認める意見が多く聞かれました。請願で述べられている数々の疑問や不安の声、1000件以上も寄せられたパブリックコメントの意見、これらから「こども園構想」にはまだまだ解決しなければならない課題が山積であることを認めざるを得ない状況です。
 にもかかわらず、「こども園構想に賛成」の立場を崩さない姿勢は、いったい何に根拠があるのか、理解できません。

 残念ながら「請願」は、私たち日本共産党議員団のくぼ議員と革新無所属の国賀議員の2名のみの賛成で、採択されませんでした。(委員長を除き、8名での採択。)
 紹介議員として充分なことができたのか、「もっと言いたかった」「こういえばよかった」など、振り返れば反省点がいっぱいです。同時に、初めての経験で緊張もしましたが、市民のみなさんの切実な願いをなんとか実現したいとの想いでいっぱいでした。

 請願は採択されませんでしたが、たたかいはまだまだ続きます。
 泉佐野市の子どもたちに最善の保育環境を保証するために、わたしもがんばっていきたいと思います。