一昨日、9月7日に、市の恒例行事である「泉佐野市高齢者ふれあい交流会(敬老大会)」が泉の森大ホールで行われ、第1部の式典に臨席しました。
式典の冒頭、昨年度まではなかった「国歌斉唱」がプログラムに盛り込まれており、たいへん驚きました。こんなところにも、「愛国心」を強要する仕掛けが忍び寄っているのでしょうか。
先の戦争で大変なご苦労をされ、中には大切な肉親を失った辛い経験をお持ちの高齢者もいらっしゃることでしょう。戦争責任を曖昧にしたまま国内外からの批判を受けながら、「天皇の世が永遠に続きますように」という歌を国歌だと法制化した国にあって、様々な場面で歌うことを強制しようとする権力者たち。
参加されている多くの高齢者のみなさんは、どんな想いでこの「国歌斉唱」を受け止めておられるのだろうと考えました。「可能な限り」と付け加えていましたが、ご招待した高齢者のみなさんに「起立」させる式典とは、「高齢者が主人公」と言えるのでしょうか。
せっかくの「敬老」のための催しですが、暗たんたる思いで会場を後にしました。
式典の冒頭、昨年度まではなかった「国歌斉唱」がプログラムに盛り込まれており、たいへん驚きました。こんなところにも、「愛国心」を強要する仕掛けが忍び寄っているのでしょうか。
先の戦争で大変なご苦労をされ、中には大切な肉親を失った辛い経験をお持ちの高齢者もいらっしゃることでしょう。戦争責任を曖昧にしたまま国内外からの批判を受けながら、「天皇の世が永遠に続きますように」という歌を国歌だと法制化した国にあって、様々な場面で歌うことを強制しようとする権力者たち。
参加されている多くの高齢者のみなさんは、どんな想いでこの「国歌斉唱」を受け止めておられるのだろうと考えました。「可能な限り」と付け加えていましたが、ご招待した高齢者のみなさんに「起立」させる式典とは、「高齢者が主人公」と言えるのでしょうか。
せっかくの「敬老」のための催しですが、暗たんたる思いで会場を後にしました。