今日4月24日、4年ぶりの全員参加方式で全国学力・学習状況調査が行われています。全国の小学6年生と中学3年生が受けさせられており、大阪府内でも「どこそこの小学校で6年生児童○人がテストに取り組んでいます。」というニュースを、朝からラジオで繰り返しやっています。
昨年の大阪府の学力テストでは、学校別成績の公表をめぐって、泉佐野市で行われたことが世間を騒がせました。今回の全国学力テストに関しては、「学校別の結果は公表しない。」という約束の下、泉佐野市も参加しています。教育委員会と市長、さらには文部科学省まで巻き込んで、「公表する・してはいけない」でもめた挙句の「公表しない」ですが、その後がいけません。千代松市長の言い分に、文部科学大臣までが一定の理解を示し、来年度からの実施要領を見直すことになっています。子どもたちを競わせ、さらに学校間で競争をあおり、先生たちを「いい結果を出すための指導」に駆り立てる…、何とも貧しい教育観です。
呆れてばかりではいられません。最大の犠牲者は「未来を担う子どもたち」です。アメリカやイギリスでも失敗が証明された、このような競争と選別の教育によって、ほんとうの学力を保障されない子どもたちが大人になった時、そんな国民が大多数の世の中が豊かで幸せなはずがありません。
親として我が子の成績がどの程度のランクであるのか、気にかかるのもわかりますが、受験戦争がなければ、学費がもっと安ければ(あるいは無償であれば)、・・・、もっとのびのびと学ばせてあげられるのでは?
全国学力テストそのものが問題をつくりだしている、だからそんなテストはもう廃止しよう。そういう機運を高めていって、今の息苦しい学校教育現場を子どもたち本位の心身の健全な成長の場として取り戻さなければ!と考えます。
昨年の大阪府の学力テストでは、学校別成績の公表をめぐって、泉佐野市で行われたことが世間を騒がせました。今回の全国学力テストに関しては、「学校別の結果は公表しない。」という約束の下、泉佐野市も参加しています。教育委員会と市長、さらには文部科学省まで巻き込んで、「公表する・してはいけない」でもめた挙句の「公表しない」ですが、その後がいけません。千代松市長の言い分に、文部科学大臣までが一定の理解を示し、来年度からの実施要領を見直すことになっています。子どもたちを競わせ、さらに学校間で競争をあおり、先生たちを「いい結果を出すための指導」に駆り立てる…、何とも貧しい教育観です。
呆れてばかりではいられません。最大の犠牲者は「未来を担う子どもたち」です。アメリカやイギリスでも失敗が証明された、このような競争と選別の教育によって、ほんとうの学力を保障されない子どもたちが大人になった時、そんな国民が大多数の世の中が豊かで幸せなはずがありません。
親として我が子の成績がどの程度のランクであるのか、気にかかるのもわかりますが、受験戦争がなければ、学費がもっと安ければ(あるいは無償であれば)、・・・、もっとのびのびと学ばせてあげられるのでは?
全国学力テストそのものが問題をつくりだしている、だからそんなテストはもう廃止しよう。そういう機運を高めていって、今の息苦しい学校教育現場を子どもたち本位の心身の健全な成長の場として取り戻さなければ!と考えます。