この国の、恥ずかしいリーダーたち

　５月１３日に橋下大阪市長が「慰安婦制度は必要」、「米軍はもっと風俗業を活用して。」などと発言したことに対し、内外から批判の声が集中しています。以前から彼の人権感覚には呆れていましたが、ほんとうにひどいです。
　歴史の真実をねじ曲げて、被害者の女性たちを著しく傷つけるものです。それだけでなく、はなはだしい女性蔑視の思想です。彼はツイッターでもくどいほど持論を展開しているそうですが、男性だってひとまとめにこんな言われ方をして、気分が悪いでしょう。まったく人権感覚が欠如しているとしか言いようがありません。

　日本維新の会の石原共同代表をはじめとする幹部も、橋下氏の暴言を擁護する立場です。こんな人たちが幅を利かせて国政にモノ言うとは、恐ろしいことです。
　そればかりか、政権を握る安倍首相も、この発言を間違いだとは言いません。もともと橋下氏が秋波を送る安倍首相ですから。侵略戦争を否定することに躍起になっている人たちですから。

　こんな政治家が、リーダーとして存在するなんて、世界に対して恥ずかしいです。これを許していては、日本人の恥です。すでに多くの団体から抗議の申し入れや文書が届いているということに背中を押され、わたしも今日夕方の定例宣伝は「橋下維新代表の暴言は許せません。撤回・謝罪と、市長辞任を求めます。」でいきましょう。

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