橋下市長、誰も「誤解」していません！

　昨日行われた日本外国特派員協会での橋下徹・日本維新の会共同代表（大阪市長）の会見は、ずいぶんひどいものだったようですね。この間の彼の言い訳を聞けば、予想できたことですが…。

　会見で配られた「私の認識と見解」では、「アメリカ軍とアメリカ国民を侮辱することにもつながる不適切な表現だった」と「お詫び」を明記する一方で、女性や沖縄県民に対しては、謝罪も撤回もありません。

　自分が言った「誰だってわかる」に、自分自身が入っているのは当たり前。「正反対の意味を持った発言とする報道が駆け巡った」とは、苦し紛れにひねり出した言い逃れとしか聞こえません。ああ、なんというみっともなさ！

　世界に対して恥ずかしいこんな人物を、これまでさんざん持ち上げてきたマスコミにも大きな責任があると思います。日本共産党として、これまで何度も彼の問題発言、危険な思想を指摘してきました。今度のことで、その指摘が正しかったことが証明されました。
　どうして今まで気づいてくれなかったの？気づかないふりをしていたの？

　日本維新の会は、橋下氏とともに自滅するでしょうが、これまでこんなリーダーを担いできたことを反省してほしいです。橋下氏自身は、早く辞めてほしいですが、その際にきちんと「謝罪と撤回」することを求めます。


　昨日の宣伝行動では、このような歴史の逆流ねらう政治勢力に「真正面から対決できるのは、日本共産党と大阪選挙区ではたつみコータローだけです！」と、７月の参院選でのご支持をお願いしました。