未来社会を夢見る山下ゆみのブログ

アラ還真っ只中の暮らしと関心ごとを綴っています。最近の日本、おかしなことが多すぎる!と行動に。

代表質問

2014-09-12 10:58:49 | 泉佐野市議会
 一昨日決算特別委員会が終わり、午後5時に質問の通告が締め切られました。後半本会議の代表質問・一般質問が出そろいました。市のホームページでお知らせしています。こちらからご覧ください。

 私たち日本共産党議員団からは、6月議会に続き高道議員が質問に立ちます。日時は、9月24日(水)の11時半ごろからお昼休憩までと、午後1時から半時間くらいになると思います。お昼休憩をはさみますが、ご都合のつく方はぜひ傍聴にお越しください。

 千代松市長の政治姿勢、特に「歴史認識」について質します。安倍首相は軍国主義復活を狙っているのかと思われる怖い言動が目立ちますが、同じ自民党の千代松市長、憲法、平和、戦後教育のあり方などについてどう考えているのでしょう。「国旗国歌条例」の制定や職員の自衛隊研修、「はだしのゲン」の学校図書室からの回収など、これまでもその危険な思想に直面してきました。

 質問のもう一点は、公務の民間委託についてです。この間さまざまな業務が、指定管理制度や委託という形で民間に担われてきました。効率化とかスリム化とか、民間のノウハウを活用すれば、中身は充実されて経費は節約できるなんてほんとうでしょうか。
 その検証も充分できていない下で、今度はいよいよ戸籍や住民票を扱う市民課の窓口業務を民間委託しようとしているのが千代松市長です。何しろ現在約600名の職員を、最終的には100人にまで削減しようというのですから尋常ではありません。
 この件については、東京都足立区で法的に問題があるとの指摘を受け、一部を委託から区直営に戻すという事態になっています。住民のプライバシー保護の観点からも、大問題です。

 このような「過剰な市場化」が進められる背景には、安倍政権の「成長戦略」があります。法務省は昨年3月、戸籍事務の委託可能範囲を拡大しました。これに飛びついた足立区で起こっていることに学ぼうともせず、同じ過ちに道を開く千代松市長の暴走に、住民目線で歯止めをかけることが議会に求められていると思います。

 「窓口業務委託料(市民課)」として、平成30年度までの期間で2億3,400万円という補正予算案も出されています。これに反対しなくては、市民の安心を守ることはできません。