未来社会を夢見る山下ゆみのブログ

アラ還真っ只中の暮らしと関心ごとを綴っています。最近の日本、おかしなことが多すぎる!と行動に。

「9条を抱きしめて」

2015-05-14 07:05:58 | 憲法
 このタイトルは、米海兵隊員としてベトナム戦争に送られ「戦争というものの実態」を体験して帰還された、故アレン・ネルソンさんの生涯や日本での平和活動を紹介したドキュメンタリーです。
 
 昨年、反核・平和のつどいでDVDを上映し、私はその時初めて観ました。アレン・ネルソンさんの講演を生前にお聞きしたこともあります。
 
 去る5月3日、NNNドキュメント'15で「9条を抱きしめて~元海兵隊員が語る戦争と平和」という番組があり、当日見ることができないので録画していたものを、昨日やっと観ました。DVDの内容も取り入れられ、彼が日本の憲法9条を「いかなる国のいかなる軍隊よりも強力なのです」「世界の希望」だと訴え続けるに至った体験や、現在のきな臭い情勢の下で「憲法9条の持つ意味」を問い直す内容です。

 平和の問題で対話すると、安倍政権の「戦争する国づくり」に、中国や北朝鮮の脅威に対抗できる国であるべきではないか、と容認する考えをお持ちの方もけっこういらっしゃいます。「集団的自衛権」行使は国を守ることとは無関係ですし、何より、武力でもめ事を解決しようとすることがどんなに浅はかで愚かで、悲惨な結果を生むことになるかを、今一度みつめ直していただきたいと思います。

 その絶好の材料になる、素晴らしい番組でした。
 
 元になっているDVDの上映を企画しています。あらためてこのブログでご紹介しますので、ぜひご参加ください。