未来社会を夢見る山下ゆみのブログ

アラ還真っ只中の暮らしと関心ごとを綴っています。最近の日本、おかしなことが多すぎる!と行動に。

今日のニュースから

2012-09-12 22:51:10 | 日記
 陸前高田市の「奇跡の一本松」が保存のため伐採されたとのニュースに、昨年夏に訪れた時のことを思い出します。懸命に耐えている姿に「がんばって」と願わずにいられませんでしたが、震災で受けた傷は深く、一度伐採して保存のための処置をすることになったようです。復興のシンボルとして、地元の被災者のみなさんはもちろん、たくさんの人たちを励ましてきたその存在。ほんとうに大きな「希望」ですね。

 国のエネルギー政策として、「2030年代に原発ゼロ」ということが示されたそうですが、それなら早く廃炉の計画を立ててほしいものです。この場に及んで「再稼働もあり」ってどういうこと?


 さて、テレビのニュース番組ではまた、総選挙を巡っての勢力争いをやっています。橋下大阪維新の会代表が、国政進出を狙って「日本維新の会」を結成。そのブームに群がるさまざまな「既成政党」。看板を付け替えても、国民の政治不信はぬぐえないでしょう。


決算審査特別委員会

2012-09-10 18:30:12 | 泉佐野市議会
 今日から3日間、平成23年度決算に関する決算委員会です。基本的に、同じ年度の予算委員であった者が決算委員となり、決算書ならびに決算概要(法的に作成することが義務付けられているそうです。)に基づいて行われる説明を受けます。そのうえで、当初予算額、補正予算額、決算額、不用額、執行率などの金額・数値を参考に、内容を詳しく確認する必要のあるものをピックアップして、質問します。答弁をもとに、意見・要望も述べることができます。と言っても、この時点で今年度の予算はできあがっているので、反映されるとしても来年度ということになります。だとしても、市民のみなさんからお聞きした意見などを参考に実現が充分でないものについて、要望を伝え続けることはとても大切です。

 決算というのは、万が一議会で認定されなくても実際にもう執行されたお金の動きですから、予算と違って効力に影響はありません。

 話は戻りますが、財政健全化団体の泉佐野市の決算がどうだったか。たいへん気になるところです。人件費カットをはじめとする歳出削減で、23年度は単年度収支で2億1900万円の黒字ですが、累積赤字がありますので実質収支は4億800万円の赤字です。昨年度の6億2600万円の赤字から2億円余り改善しました。
 報告・説明を聞いていると、職員さんたちの涙ぐましい努力の甲斐も感じられます。市民的には、「当然のこと。なぜ今までできなかったのか。」というご意見もあるでしょう。

 財政再建は成し遂げなければならない課題ですが、市民サービスをできるだけ削らずにどう実現していくのか。泉佐野に課せられた大きな命題に、議会の果たす役割もますます大きいと実感しています。

高齢者ふれあい交流会(敬老大会)

2012-09-09 18:15:30 | 泉佐野市政
 一昨日、9月7日に、市の恒例行事である「泉佐野市高齢者ふれあい交流会(敬老大会)」が泉の森大ホールで行われ、第1部の式典に臨席しました。
 
 式典の冒頭、昨年度まではなかった「国歌斉唱」がプログラムに盛り込まれており、たいへん驚きました。こんなところにも、「愛国心」を強要する仕掛けが忍び寄っているのでしょうか。
 先の戦争で大変なご苦労をされ、中には大切な肉親を失った辛い経験をお持ちの高齢者もいらっしゃることでしょう。戦争責任を曖昧にしたまま国内外からの批判を受けながら、「天皇の世が永遠に続きますように」という歌を国歌だと法制化した国にあって、様々な場面で歌うことを強制しようとする権力者たち。
 参加されている多くの高齢者のみなさんは、どんな想いでこの「国歌斉唱」を受け止めておられるのだろうと考えました。「可能な限り」と付け加えていましたが、ご招待した高齢者のみなさんに「起立」させる式典とは、「高齢者が主人公」と言えるのでしょうか。

 せっかくの「敬老」のための催しですが、暗たんたる思いで会場を後にしました。

「こども園構想についての請願」委員会で不採択

2012-09-07 07:21:32 | 泉佐野市政
 昨日9月6日の厚生文教委員会で、「こども園構想についての請願」が審議されました。私は紹介議員としてこの「請願」を提案し、厚生文教委員の各議員からの質問に答えました。

 隣の傍聴会場には(常任委員会などは全員協議会室という部屋で行われ、スペースなどの関係で同室傍聴ができないのです。改善を求めていますが、これについてはまたの機会に・・・。)朝から多くの市民のみなさんがつめかけてくださっていました。午前の案件の審議に時間がかかり、「請願」については午後になりましたが、何人もの方が都合をつけて残ってくださいました。

 議員の質問には、賛成の立場からのものと反対の立場からのものがあるわけですが、「こども園構想に賛成(この請願には反対)」と表明したうえで、請願項目に書かれている「混乱・危険のないよう計画作りを」することや、「市民の意見を取り入れて、泉佐野市の子育て環境を整え」ることは必要であると認める意見が多く聞かれました。請願で述べられている数々の疑問や不安の声、1000件以上も寄せられたパブリックコメントの意見、これらから「こども園構想」にはまだまだ解決しなければならない課題が山積であることを認めざるを得ない状況です。
 にもかかわらず、「こども園構想に賛成」の立場を崩さない姿勢は、いったい何に根拠があるのか、理解できません。

 残念ながら「請願」は、私たち日本共産党議員団のくぼ議員と革新無所属の国賀議員の2名のみの賛成で、採択されませんでした。(委員長を除き、8名での採択。)
 紹介議員として充分なことができたのか、「もっと言いたかった」「こういえばよかった」など、振り返れば反省点がいっぱいです。同時に、初めての経験で緊張もしましたが、市民のみなさんの切実な願いをなんとか実現したいとの想いでいっぱいでした。

 請願は採択されませんでしたが、たたかいはまだまだ続きます。
 泉佐野市の子どもたちに最善の保育環境を保証するために、わたしもがんばっていきたいと思います。

「その名を呼べば・・・」

2012-09-03 21:45:49 | 日記
 明日から9月議会が始まります。「こども園構想」に関する請願、決算特別委員会など、私の関わる分野での準備作業を進めているところです。

 ですが今日は議会の話題ではなく、先日から「早くご紹介しなければ」と気になっていた「動画」についてです。
 泉佐野市が新たな歳入確保策として様々な広告を企業などから募集することを打ち出し、その提案事例のひとつに「市の名前の命名権の売却」という前代未聞のとんでもないものが含まれていることは、以前にも触れたかと思います。
 それに反対する多くの市民のみなさんの声を代弁して、歌を作られた方がおられます。その方が、その歌と市内の風景などの写真を編集して「動画」にして配信できないだろうか、と考えられ、この度それが完成し、ユーチューブにアップロードされました!

 泉佐野にご縁のある方もない方も、ぜひ一度こちらからご覧下さい。