1日、幼稚園で吐いて早退した孫は、夕方小児科で診て貰った時には38度もあり、
帰宅して、夜9時ころには40度近くにまで熱が上がった。
こんな時こそパパママのお役目でしょうが、「ばぁばが脇にいないと夜中に泣くから」等と
理由をつけられ預けられてしまった。オイオイ・・・

今時の親は、割り切っていると言うか、愛情が希薄だと言うか何というか全く・・

9時過ぎに座薬をいれ、ぐったりした孫に付き添う。
アイスノンを敷き頭には濡れタオルを乗せ、何度も取り替える。
夜中2時、熱は38,6度から一向に下がらない。
小さなアイスノンをタオルにくるんで両脇の間に挟む。
頭の下のアイスノンは、簡単に冷たさを失い、何度も交換。
朝方5時、やはり38,7度。
これだけ冷やしても下がらない熱は、いったい何だろう・・・。
2日は、ママが休暇を取り、見ている事になった。
下の孫は元気に幼稚園。
お昼休み、「熱はどお?」と職場から電話すると、下の孫も熱が出て帰ってきたとの事。
そして、飼い猫が死んで見つかったよとの娘の言葉、、、。

夕方帰ると、上の孫も少しは元気を取り戻していた。
熱はまだ高いのか、体は熱い。
死んでいた猫は、自宅に連れてきたがまだ外の木の下だと言う。
雨が降っているのに、そのままじゃ、いくら死んでいてもかわいそうである。
死んで数日経った様子だったと言う。
夜はかなり冷え込んでいたので、この数日はさぞ冷たい思いをしただろうに・・・。
箱に大きな古い生地を敷いて、その中に入れて包み、車庫の中に入れてもらった。
それからである。
上の孫が大汗をかいて、熱が見る見る下がって行ったのは、、。
夕ご飯も少しずつ食べられるようになった。
しかし、飼い猫がこんな形で死んでしまうとは予想外だった。
飼い始めたときは、外には出さずに家の中だけで飼っていたのだが、外へ出たいという
野生の本能を、人間が勝手に抑えつけることは出来なかったのだ。
それからは時たま、外へ出て何日も帰らぬ日もあった。
去勢手術はしてあるものの、猫同士の喧嘩も心配だった。
また、大きな道路も近いので、事故にはいつも心配していた。
近所には、猫に首輪をつけて犬同様散歩させている人もおられるが、どういうもんだろうね・・。
あのまま、外に出さずに飼っておけば良かっただろうか、、、。
上の孫は、動物が大好きである。
飼い猫も、上の孫には警戒することなく体を預けて抱っこされていた。
今回の孫達の高熱も、家に帰りたかった猫の魂がそうさせたかのようだった。
今日は、猫の大好きだった食べ物を入れ、孫も猫の絵をかいて入れお別れをした。
生き物との別れは、いつも辛い・・・。