風の雑記帳

平凡でもかけがえのない毎日が過ぎていく。
風景や触れ合い、心の断片を切り貼りして綴ってみる。

旅館の朝

2005年12月03日 | 山、旅、おでかけ

今朝目が覚めてカーテンを開けると、温泉旅館の7階の窓からは薄っすらと
白い粉を被ったような景色が見えた。


あ~~、雪が降ったのか。。。
この町でこのくらいの白さなら、わが町はどんなことになってるやら・・・・。
そんな不安を抱きながら、寝ぼけ眼をこすった。


昨夜、旅館に着いたのは6時半過ぎ。
玄関で駐車場を聞くと、裏手の山のほうまで移動してくださいとのこと。
(えっ、フロントでやってくださらないの??)
まぁ、そんなこんなしていたので、宴会が始まったのは7時頃。
宴会でも、車の移動の件では誰もが不満たらたらで、言葉の端はしに出る。
旅館の良し悪しは、こんな些細な事が大きな分かれ目だったりする。
部屋に戻って二次会になり、延々12時過ぎまで飲んでいたことになる。
1時までだというお風呂の最終時間に、やっと間に合ったんだっけ、、、。

あ~、久々に集まって楽しかったけど、もっとのんびりまったりしたい気分・・・。

10時頃、旅館の前で解散後、私は例の裏手の山の方へ車を回収に行った。
玄関前からは、送りの車を出してくださった。

車に戻ってみると、そこにはお城の後姿が見えるではないか!
昨夜は、暗くて何も見えなかったんだわ。。。
折角なので、正面まで歩いて回ってみた。



上山城。
今朝、薄っすらと積もっていた雪も、もう消え始めて殆ど無い。
お~~、かっこいいお城だ。
すぐ脇に、足湯の出来る所があったけれど、入らずに車に戻った。

(今度は、家族で来れたらいいなぁ。。。。)
そんな思いを胸に、たった一晩で銀世界と化しただろう我町へとアクセルを踏んだ。
コメント
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