風の雑記帳

平凡でもかけがえのない毎日が過ぎていく。
風景や触れ合い、心の断片を切り貼りして綴ってみる。

暴風雨

2006年08月12日 | 暮らし、日常

午前中、玄関の掃除しながらふと見上げた南の空が真っ暗で雨がやって来る気配がした。
みるみるうちにあたりは暗くなって、雷が鳴りだし風が吹き、叩きつける雨が降り出した。
溜まり溜まったものが、一度に爆発したかのような、まさに「嵐」。



我が家にも「嵐」が吹き荒れた。
夜、孫と話をする。
「え、どうして?」
「そんなの、おかしいよね~」
「そんなの、ずるいよ・・・」

僅か4歳の孫だけれど、よく話をすれば大人の想像をはるかに超えて解かる力がある。
「いいよ、私、元気に遊べるから、、。」その健気さに思わず抱きしめる。


嵐も午前中のうちには止んだ。
夕方うさぎ小屋に行くと、テラスの中まで水浸し。
置いてあった長靴の中も、テーブルもダラダラになっていた。
外の物干しに掛けて干していたビニールプールは、数メートル先まで吹き飛ばされ
物干し竿も地面に落ちていた。
すごい荒れようだったことが想像できる。

テーブルと椅子は立てかけ、マットもはがし、長靴も逆さにして干す。
「すっごかったね~」
孫の明るい声が響き、濡れたものなんてぶり返す暑さにあっという間に乾くだろう。

突然の嵐に、いつまでも嘆いてもいられない。
痛手は皆で繕いながら、、、これが生きていくということ。。。。
コメント (2)
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