今、特別な書類を受け付ける期間になっていて、最終日が近い昨日今日は窓口が忙しい。
こんな時は一人の方に時間をかけていられないので、愛想がないが、大方の所を記入してから入って下さるよう説明をする。
さっきから何度か出入りを繰り返している男性がおられ、今度はやっと記入スペースがほぼ埋まったようなので受付に取り掛かる。
「添付書類の●●票をお願いします。」というと、
「あ”あ”-------っ!!忘れたっ」
「ここに丸印をつけてくださいね。」
「あ、はい、ここですね。」
と言って取り出した3色ボールペン。
あ、嫌な予感・・・・・。
あ~~~予感的中、丸を書いた色は、赤、、、、、
「まったく、、、駄目だなぁ。。。」
緊張が崩れ、ご本人が自嘲ぎみに小さく笑い出した。
平気平気という意味を込めて、私もうふふと笑う。
そのあと、急に滑稽さがこみ上げて、二人で大笑い。
落ち着いて一つ一つ注意しながら書けば、何のことはない書類。
一つ一つをよく見る注意力が欠けてしまうのだ。
他人のことなど言えぬ、自分の仕事も同じ。
全体をなんとなく眺めるのではなく、一つ一つ、指差し確認。