風の雑記帳

平凡でもかけがえのない毎日が過ぎていく。
風景や触れ合い、心の断片を切り貼りして綴ってみる。

裏・日本製「長野」

2024年11月12日 | 山、旅、おでかけ

「日本製」長野県の「裏・日本製」で紹介されていた郷土料理店を訪ねてみた。

JR大糸線 信濃大町駅から徒歩10分 郷土料理「わちがい」さんである。

 

「わちがい」とは、室町時代からこの大町に佇む「栗林家」の屋号の事と。

この屋敷は、代々この地で「大町十人衆」の一人として大庄屋を務めた

「栗林家」の居宅として、明治時代からの造りをそのまま残し現在に至るという。

 

ずっと住人の居ない屋敷として保存されて来たが、2005年食事処&カフェ・ギャラリー

「創舎わちがい」として現在営業中、建物は、2022年には国の登録有形文化財となった。

 

  

 

ギャラリーだけあって、通された部屋は家具から調度品までレトロそのもの。

  

 

戴いたメニューは勿論、取材時に一行が注文された「わちがいざざ膳」。

「わちがいざざ」とは、独自に開発した長野県産地粉100%の香り豊かな生細麺で、

無漂泊の小麦から生まれるコシの強い独特の食感、のど越しが特徴の麺である。

 

また大町の水と空気で育った、農薬を一切使わない野菜で丁寧に調理された小鉢も絶品。

   

 

身も心もお腹いっぱいになり、電車時間までは町内の国の登録重要文化財を眺めながら歩いた。

またいつか大糸線に乗ったときは、この信濃大町で降りて「わちがい」さんに寄らせて頂こう。

 

※ 裏・日本製とは、「日本製」の取材時のスタッフの感想や立ち寄った場所や食べたもの等の裏話。

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