18きっぷで会いに行く『日本製』第14弾は、茨城県つくば市。
JR常磐線牛久駅から、つくバス茎崎シャトルで50分弱、バス停から徒歩5分。
全国花火競技大会で、何度も最高の賞に輝く「山﨑煙火製造所」さんを訪ねた。
中を見学することは出来ず入口までだが、すぐ脇の空き地からフェンス沿いに見学。
花火は大きく4つの工程に分かれているという。
① 薬品を調合する「配合」。配合した火薬を丸い形状にしたものを「星」と呼ぶ。
② 火薬に添加物を加え成形する「星掛け」
③ 完成した星を半球の玉皮に込め、二つの玉皮を一つに合わせる「玉込め」
④ 仕込みを終えた玉にクラフト紙を貼る「玉張り」
玉張りは貼っては乾燥させる工程を繰り返し、10号玉で50~60枚も貼ると言う。
大きいものは火薬が大量に詰まっているので、沢山貼って強度をつけることで、
反発力を利用して大きく開かせることが出来るからという。
今は、「点火器」と言ってコンピューターで遠隔操作出来、昔より楽になったと。
1000発でも10000発でも、ボタン一つで打ち上げられるという。
また、今は音楽がつくので、打ち上げ担当者が流れを決めてプログラムして行く
ショ一を一本作って演出するようなものなので、その準備の方が大変だという。
11月に土浦市で開かれる「土浦全国花火競技大会」、一度は生で観てみたいもの。
山﨑煙火製造所さんのXでその様子が観られるので、是非覗いてみて下さい。
山﨑煙火製造所(@yamazaki_enka)さん / X (twitter.com)
牛久沼の畔に建つ山﨑煙火製造所さん、バスを降りてからすぐに電柱に矢印があった。
のどかな畑や竹林を通り抜けると、ひっそりと静かな製造所が出迎えてくれた。
成田空港が近いので、空には飛行機を何度も見ることができた。
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