ポジャギアートYangja-pang

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丸型サック

2012-10-28 19:54:00 | ポジャギ2012
紐の専門店に遊びに行って、紐は買わず、
紐細工専用のハサミと目打ちを買ってきました。
目打ちのほうはちょっと寸胴ですが、メドゥプ用より細身。
ハサミには細か~いギザギザがあって滑りにくくなっています。
これ、結構なすぐれもの。
でも、両者ともにかなり尖端が鋭いのです。



そこで、せっかくだから2つをセットにしておいてあげようと
丸型サックを作ってみました。
厚紙を芯にした丸を重ねてサトゥギで縫い合わせただけ。
縄文式刺繍(?)も適当です。簡単第一(~o~)



真ん中の紐は、下げるためというよりは簡易間仕切りです。
何か結ぶとかえって邪魔なので、トレだけ。



目打ちや小ハサミって、どうも散逸してしまいがちですが
これなら一緒にしまっておける……かな(^_^;)




オクサの顛末

2012-10-26 09:12:00 | ポジャギ2012
この夏、ソウルで作品展を開かれたクァク・ヘジンさんの作品集
『クァク・ヘジンのチョガッポ物語』
各方面で話題になっていたので、ぜひ欲しいと思っていたのですが
教保文庫のオンラインが、最近なぜか機能しなくなってしまい……(涙)
しか~し! 念ずれば通ずと言いましょうか。ロダンさんからの情報で
入手することができました。ラッキー!
(早々に売り切れちゃったようです。やっぱり人気だったんですねえ)



私はこの方のことをまったく存じ上げませんが
金賢姫さんのお弟子さんなのかな? 長い時間をかけて
丁寧に、一心に、そして楽しみながら作り続けてこられた様子が
美しい画面から伝わってくる、幸福感いっぱいの本です。
オーソドックスなポジャギの随所にピリッと加えられたスパイスが素敵!

さて、このよ~な本を拝見しているうちに
私メもオーソドックスなポジャギを作りたくなってしまいました。
考えてみれば、モシあるいはオクサの一重仕立てで、
いわゆる「ポジャギ!」な感じのものが手元にないんですよね。
そこで、ハタと思い出したのが、いささかワケありのオクサ2反。



見た目はとてもきれいな生成りのオクサ。
未精練なので堅く張りがあり、個人的にはとても好きな風合いです。
しか~し! 見た目では分からない大問題がひとつ。
この2反に限り、猛烈な臭気を発していたのですよ。
絹は動物性蛋白質でありますから、多かれ少なかれ匂いがありますし
水に浸けたりスチームアイロンかけたりすると匂うオクサは
以前にも経験したことがありますが
コイツらは、そのままでもプンプン匂っておりました。

そこで、厳重に梱包して寝かせること5年(@_@;)
最近ではさすがにその臭気も弱まっていたので
昨日、母が出かけたのを幸い、彼女の部屋いっぱいにコイツらを広げ
閉め切って「伽羅香」をガンガンたいてやりましたところ
まあ、どうにか使用に耐えるようになりました。嬉し~!

使えないと思っていたものが使えるようになったのだから、
この際、贅沢しちゃおうとホクホクしながら、
まずは手始めに、一色だけのポジャギを作ってみようと
ちまちまチョガッポ始めたところです。
配色を考えなくてよいので、進みも速いわ。
でも私のことだから、
そのうちに何か入れたくなっちゃうような気もしますが(~o~)



眼鏡紐と不思議な針山

2012-10-24 22:29:00 | ポジャギ2012
 ★追記あり

眼鏡を首から下げておく紐あるいはチェーンを
フレームに固定しておくためのパーツ、
あれが単体で売っているとは、私、不勉強にして知りませんでした
てっきり、チェーンを買わないと手に入らないと思い込んでおりまして(^_^;)
そのよ~なわけで、トレとセンチョクだけの最もシンプルな結びですが



チェーンより軽いと、今のところはご満足いただいているようです。
もっとも、眼鏡が旧式の重~いレンズなので、いつまでもつか……

ところで、今日の講習会に参加してくださった方が
とても面白いカタチの針山を見せてくださいました。
昔、韓国で買われたものなのだそうです。

上から見るとこんな感じ



でも横から見ると……!?



一枚のセットン生地でできているのは分かるのですが
いったいコレはどのよ~に縫われているのでしょうかっ(謎)
う~む……針山も奥が深い……

★追記
たぶん、一列ごとに「ぐし縫い」をずらして
糸を引き締めているのだろうと思われますが
発想が面白いですよね。
針がもぐちゃいそうな気もしますが
待ち針専用にしたら可愛い(*^_^*)



ボサの行方

2012-10-22 10:32:00 | ポジャギ2012
念のため言っておきますが、「ボサ」というのは私が勝手にそう呼んでるだけで
正式名称はわかりません。きっと、色んな呼び方があるのでしょうが。

さて、こちら↓ ソウルは寶那美術館の図録に掲載されている針山。
ボサがいい感じに使われています。ここまでみっちり感を出すには
残糸を集めて、集めて……大変だったでしょうね。
とくに右側の赤いボサなどは、殆どボンボンのようです。



片や、畏れ多くもこの図録の上に置いてあるのが、今回の私のボサ。
バッグチャームにもストラップ飾りにもなるアクセサリーに使いましたが、
もうちょっとフサフサにしたかったぁ……絹糸じゃないから仕方ないかな(T_T)
でも、小物にアレンジするにはこれくらいが楽なので
明後日の一日講習会で使っていただきます。



実は私も、絹段染めの残糸をしっかり溜めています。
でもまだ房をつくるところまでは至っておりません。
溜まりましたらそのアカツキには……ふふふ…何に使おうかな(`´)



ボサ製造中

2012-10-21 09:14:00 | ポジャギ2012
ボンボンと房の中間で、見た目ボサボサだから、「ボサ」
小さなポジャギや小物を飾るためのものです。
本来は刺繍の残り糸などを集めておいて作るものなのでしょうが
思いのほか大量の糸を要するので、
今回は段染めのロックミシン糸と太目のオヤ糸で製造(~o~)



思い起こせば、毛糸で作るボンボンは
小学生の頃に初めて作った「手芸」らしきモノでした。
こま編みで巾着を編んで、鎖編みの紐端にボンボンをつけた時のことを
今でもはっきり覚えています。
そのよ~な可愛い時期があったのですねえ、私にも(T_T)

手頃なお菓子の箱があったので……
きちんと包装されていましたから、汚れる心配はありません(念のため)