ポジャギアートYangja-pang

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小休止

2016-07-29 15:32:00 | ポジャギ2016
頑張って如意珠紋を仕上げなければいけないのですが
梅雨も上がって急に暑くなった今日は、ちょっと小休止させてもらって
久しぶりに小さな針山など。



最近よく見るカタチですが、元はと言えば2枚接ぎ。
片面だけちょっと凝ればいいので、実に楽です。
実際は同じ模様ですが、接ぐ方向を変えただけで
印象がぜんぜん違います。



B面(?)は1枚でもよし、接いでもよし。

いつもの癖で、ついあちこち引き締めたくなってしまいますが
今回は中央部分だけ。
あまり締めると「梅干し」みたいになってしまうので)^o^(



いや~ 本格的に暑くなってきたなあ。
早くも秋が待ち遠しい私(^_^;)

思いを繋ぐ

2016-07-24 13:46:00 | ポジャギ2016
先日託された如意珠紋。
Tさんの計画では青・紫・ピンクの優しい色合いのバリエーションでしたが
私が引き継ぐとなると、どうもピンクが使いにくくて
青濃淡、紫濃淡となってしまいました。
濃淡がビミョ~すぎて、殆どわかりませんが、よっく見ると違います(~o~)



さて、次はコウモリであります。
ふつう、コウモリは裏地を付けた後につけるのですが
やりにくいので、私はいつも裏地をつける前につけてしまいます。
それじゃあコウモリの意味がないと言われるかもしれませんけど、
それほど大きなものじゃありませんしね。
今回はとくにすべての交点につけようと思っておりますが、
とりあえずは一段おきで。



しか~し! これが難しいっ。
しばらく作っていなかったせいもありますが、
びっしり並べるとなるとコウモリが揃わないんですよ、なかなか(^_^;)
つけちゃあ外し、外しちゃあつけること数回
よ~やっと、少し感覚がつかめてきました。
でもTさんだったら、たぶん納得されないだろうなあ
……などと凹みながらも、ノバンを丸めております。


遺されたもの

2016-07-19 08:41:00 | ポジャギ2016
10年来、中野の教室に通ってくださったTさんが逝去されました。
数年前からご病気を抱えていらしたにもかかわらず
ポジャギづくりはずっと楽しんでいらっしゃいました。
たとえペースは遅くとも、じっくり、丁寧に制作を続け、
昨年末には、モシに薄絹でくり抜きをほどこしたタペストリーを完成。
その後、ちょうど作り始めた頃に中断を余儀なくされ、
ずっとそのままになっていた如意珠紋をぜひ完成させたいと
少しずつ針を進めていらしたのですが、残念ながらそれは叶いませんでした。

先日、几帳面に整理された端切れや糸、小物類とともに
その如意珠紋が私に託されました。



なにしろ針目の美しい方でしたから、私などが引き継いでは申し訳ないのですが
ここは何としても形にして、年末の作品展に出品させていただきたいと思います。
配色の雰囲気がTさんとは違ってしまいますが、そこは「合作」ということで
たぶんTさんも赦してくださるでしょう。



コウモリは何色にしましょうか? 
なんとなく白がいいかなと思っているのですが(*^_^*)

作りかけのケブルノリゲも遺されていました。
このサトゥギ、縫っておられた時のことを私はよく覚えています。
なにしろミシン糸50番(!)で、細かく、細かく縫っていかれるので
ケブル1つにどれだけ時間がかかったことか……



これほど美しく密なサトゥギを縫われる方を、私は他に知りません。
こればかりはとても引き継ぐというわけには……
私自身の「サトゥギのお手本」として、
未完のまま大切に保存させていただきたいと思っています。


真夏の一休み

2016-07-14 10:15:00 | ポジャギ2016
ムシムシと暑い毎日ですが、一服の清涼剤のようなポジャギ展に行ってきました。
全英民さんの「真夏の一休み」展



お名前だけではピンとこなかったのですが
お目にかかってみれば、前から存じ上げていた方でした(^_^;)
麻布十番ギャラリーの韓恩和さんにも、実は以前にお会いしていたのでした。
それなりに長くポジャギをやっていると、こういうことがままありまして
困ったものです……(*_*)

天井の高いモダンなギャラリーに、涼しげなオクサやモシのポジャギ
どれも丁寧で静かで心のこもった作品ばかりです。
16日(土)にはワークショップも行われるそうですよ。

「全英民 展 真夏の一休み
7月18日(月)まで。11:00~19:00(最終日17:00)
Anabujuban Gallery ℡:03-5411-3900

都営地下鉄・東京メトロ「麻布十番」駅から徒歩数分。
詳細はギャラリーにお問い合わせください。

ヒナタノオトで開催中の
Studio Karakusaの飯野夏実さんの陶磁器展も素敵でした。
器や花器ももちろんですが、絵付けのペンダントがとても可愛くて
アクセサリーにあまり興味のない私も、以前から欲しいナ~と思っていたのです。
そこで今回は、シンプルながらも存在感のある十字のタイプを購入。



ヒナタノオトも本当に久しぶり……というか、日本橋界隈も久々(~_~;)
もうちょっとマメに外に出ないといけませんね。

で、たまには1人外飲みも(~o~)



次は蕎麦と冷酒かな。


花模様

2016-07-09 09:26:00 | ポジャギ2016
つまみ縫い(コジッキ/꼬집기)は、もともと布のたるみを調整するためのものだったとか。
「ぐし縫い」が基本ではありますが、巻かがりでやるのも楽しいです。



今回はモシ4色(ボーダーを入れたら5色)。
こういうのは白一色とかで作るのが本道なんでしょうが、
なにぶんにも私、色好みだものでね(-_-メ)
最もシンプルな模様ながら、きれいに模様を作り出すのはとても難しい(少なくとも私メには)
粗くては困るけれど細かきゃいい、ってもんでもないし(^_^;)
サイズはけっこう大き目です。64cm×64cm

昔、オクサで作ったものも出てきました。
実は、一見ほとんど違いのないこちらの模様のほうが、連結が難しいんです。
だから、たぶん一つだけでごまかしたんでしょう(~o~)



ところでコジッキって、どうして花模様ばかりなのかな。
推測の域を出ませんが、おそらくこの類の模様のほうが
布のたるみを調整しやすかったのかも。
それがだんだんデザインに発展してきたのでしょうね。
布と糸の色を思いっきり変えて作るのも面白いです。
本格的に暑くなってきたことだし、ある程度面積のあるハギレを集めて
コジッキ大会、なんてのも楽しいかも(*^_^*)