ちょっと前まで、朱色、濃ピンク、黄緑が私のポジャギ糸の「3色の神器」でしたが
最近では、やや様相が変わってきました。
朱色(オリヅル5番)が不動の4番、もとい、5番であることに変わりありませんが
きわめて使用頻度が高くなってきたのが、赤茶(オリヅル55番)
主張しつつも馴染みのよい、まさに「ヒデキ マツイ」のような糸で重宝してます。
生成りはまあ、オールマイティなので、どこのメーカーでも構いませんが
個人的にはやはオリヅルの00番が便利。
最も白に近い色ですが、薄い色の布なら何にでも馴染みます。
また、薄い色の布なら、チャコペンよりもフリクションボールのほうが便利。
どんな色でもアイロンでさっと消えてくれます。
ただしそれは薄い色の布の上だけ。
フリクションは熱(摩擦熱)によって色素が抜ける仕組みなので
濃い色の布では、くっきり跡が残ってしまうんですね。
そのようなわけで、シャープペンシル型のチャコペンも必要不可欠ではありますが
最近ではオーソドックスな白かピンクの芯しか使わなくなってしまいました。
よく使う針やまち針も決まりきっているし、思いつきで買っていた道具も要らないものが多い。
布や糸はともかく、道具類はそろそろ整理・見直しが必要かも。
さて、ここからはポジャギとは関係のない話。
私はライターなんぞという商売をやっていましたが、
ポエジーにはトンと縁がなく、近現代のポエムやら和歌俳句の類は
お尻がムズムズしてくるタイプ。読めてもまあ、明治大正あたりまで。
ところが、去年あたりから何の気なしに見始めた「プレバト」の俳句コーナーは、
ポエジーよりもセオリー重視で、なにより梅沢富美男と夏井いつき女史の毒舌バトルが面白く
笑ってるうちになんとな~く俳句のツボのようなものも見えてきていました。
まさか作ってみようとは思いませんでしたけどね。
そんな時、韓国文化院が主催する「韓日作文コンクール」に
韓国語川柳・俳句部門」があることを知り、
ひょっとして韓国語だったら、あまり恥ずかしさを感じずに済むんじゃないかと
妙な気を起こしてしまったんですね。
で、恥ずかしながら5句ほど応募してみたんですが…
あ~らビックリ‼ なんと入選してしまったんです。
ヒラ入選とはいえ、一応全国規模、それなりの応募総数の中から選んで頂いたわけで、
まさに青天の霹靂(@_@)
現時点ではまだ、5句のうちどれが「当たった」のか不明ですが
「ご褒美」は分かっていて、「韓国語学習ジャーナル」誌を一年間頂けるのだそうな。
う~む……果たして一年後にまだ学習が続いているかは
かなり心許ないものがありますが
取り敢えず、応募5句を載せておきます。ほっとくと無くなっちゃうので
恥ずかしいから、日本語訳はつけませんσ(^_^;)
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할머니가 남은 치아로 찢은 모시의 광택
열천화 친구를 기다리지 못하고 먹는 빙수
달을 물어뜯는 듯한 구름의 이가 흰 강풍 밤
탁류의 흔적이 남는 흰 벽을 바라다 본다
새로운 천에 가위질하고 조각보를 만드는 바보