ポジャギアートYangja-pang

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百年草

2008-02-27 09:34:21 | ノンジャンル
あるワークショップに参加した折、
(その内容の素晴らしさについては、後日改めて!)
オヤツに頂いた「油菓」。
餅米の粉を使ったもので、
「おこし」と「麩菓子」の中間のような歯触りです。



黄色はカボチャ、白はプレーンとのことでしたが、
驚いたのは、一番下。
「百年草」というサボテンの一種で、
赤紫とも濃ピンクとも形容できない
不思議に深みのある色なんです。
私メは寡聞にしてまったく知らなかったのですが
主に済州島の特産品なんですねぇ(~_~;)

茶、酢、酒、チョコなどにも盛んに使われているらしい。
なんでもご婦人の病に効果ありだそうで、
かの黄真伊もご愛飲だったそうな。
次の機会にゲットすることとしましょう。

不羈自由

2008-02-24 15:37:57 | ポジャギ2008

↑は金賢姫さんのポジャギ展図録です(左が表紙、右が裏表紙)

一夜明けて、ようやく少しアタマが冷えてまいりました。
ノックアウトパンチの衝撃が退いたと思ったら
ボディブローがじょじょに効いてきた…という感じではありますが。

今回の作品展は、金賢姫さんの過去から現在にかけてを
絶妙なバランスで展開させたものでした。
「布と繍──ハギレの記憶と時間」というタイトルにもあるように
テーマは過去から未来へと流れる「時間」であり、
すべての作品はその「記憶」として位置づけられています。

2年前、大病から復活された頃のポジャギと刺繍を拝見したとき、
最も驚いたのは、「色彩」の激しさでした。
しかし今回は、その激しさの中に、
濃密なメッセージ、あるいは物語を感じ取れたような気がします。
不遜を承知で敢えて言わせていただけば、
2年前の激しさは、
より高く飛び上がるための原点回帰ではなかったか。
それがあったからこそ過去のあらゆる制約から脱皮して、
不羈自由の境地を得られた(あるいは得つつある)のではないか──
この先、金賢姫という希代のアーティストが無限に変化していくことを
今回の作品展ははっきりと示していたと思います。
例によって手前勝手な印象ですが。

もっとも、新しい作品ばかりで構成されていたら
このような思いには至らなかったかもしれません。
その意味で、POSCO美術館のキュレーターのセレクトは
実に心憎いと言えます。
写真でご紹介できないのが残念。
いくら言葉を連ねても、百聞は一見にしかずですから。

無理と不義理を重ねてのソウル行きでしたが、
見るべきもの、見なければいけないものを
しっかりと捉えることのできた幸福に
今は心から感謝しています。
(ちっとばかり脚が痛くてもね(~_~;)

気韻生動

2008-02-24 01:02:12 | ポジャギ2008
ソウルのPOSCO美術館で開催されている
金賢姫さんの作品展を拝見してきました。



この上なく美しく、強靭で、静謐で
かつ凄まじい気迫を秘めた作品たち。
そのパワーを全身で受け止めることのできた
貴重な2日間でした。

今はまだ昂揚状態が治まらず
言葉が限りなく過激になってしまいそうなので
もう少しアタマを落ち着かせてから、
改めてご報告させていただきます。

邂逅遭遇

2008-02-20 19:17:33 | ノンジャンル
こちらで話題となっていた「こぎん刺し」の図案づくりに
ひょっとして使えるんじゃないかと、引っ張り出してきたのが
クロスステッチ用図案ソフト「Easy Cross Delux」
いや~実に8年ぶりくらいの邂逅です。



要するに、マス目を色で埋めていくことができ、
その色の数がそのままDMCおよびアンカーの色と対応しており、
さらに各種ステッチが選択表示できるという、
なかなかの優れモノ。
図案を印刷すると、マス目が色別に記号分類されて出てくるし、
当然のことながら、マス目のサイズや数の設定も自由です。
ただ、少なくとも私のもっているバージョンでは、
Jpg等の画像ファイルに転用できないのが玉に瑕。
したがって、画面を取り込むことができず、
このよ~な不細工な写真になってしまいました。

それにしても…久々に機動させてみて最も不思議だったのは、
ポジャギの図案を考えるにあたって、
ただの一度もこのソフトを使おうと思いつかなかったことです。
なんでかなあ。
もっとも私メの場合、きちんと図案を考えたことって、
あまりないんですが(~_~;)