ポジャギアートYangja-pang

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思わぬところに

2008-09-26 20:15:20 | ARTS2008
作品展に向けてポジャギの裏付けも一段落したことだし、
(ホントはもっとあるんだけどね(~_~;)
今日は気分転換にちょっといいモノ観にいこうと
勢い込んで出かけてみたものの、
な~んかちょっと期待外れ…というかポイント外れ。
でもまあ、こんなこともあるさと降りて行った地下駐車場の入口で、
なんと、このよ~なポップな作品を発見!



蛍光灯とガラスの反射が残念ですが
こんなコラージュも楽しい!(^^)!
来週、どうやら仕事で大阪にいけるらしい。
この機を逃さず、絶対にコチラ↓にも行くゾと

http://www.koryomuseum.or.jp/P5093170.html

ただいま画策中(~_~;)

鼻煙壷の世界

2008-09-05 10:46:34 | ARTS2008
以前、こちらで紹介してくださった
 「鼻煙壷1000展」 に、ようやく行くことができました。
間に合わないかと思った~よかった~



鼻煙壷とは、嗅ぎタバコを入れるための小さな壷のこと。
嗅ぎタバコは17世紀にヨーロッパから中国にわたり、
やがて清朝の王侯貴族の間で、
贅を凝らした壷が作らるようになりました。
磁器・ガラス・玉・瑪瑙・水晶・象牙・金属・漆工
上絵付けに彫刻、象眼、内絵(特殊な筆でガラスの内側から描いたもの)…
その量といい、質といい、圧巻のコレクションです。

カタログにも総作品をカラー展示。

惜しむらくは、ちょっと写真の色がきついかな。
実物のほうがずっと繊細な色彩です。

しっかしそれにしても、
手のひらに乗る小さな壷の中にこれほどの小宇宙を作り出す
「職人」たちの執念と気迫に圧倒されます。
それをまた、ここまで蒐集するというのも…すごい(@_@)

実はその昔、私メもこの「鼻煙壷」について
マジで調べてみようと思ったことがあります。
まだネットが使えなかった頃のことで、
資料などあまりにも「費用」がかかるので頓挫しましたが
その契機となったのが、台湾の骨董屋で一目ぼれして買ったコレ↓



もちろん、大したもんじゃありません。
実際には、骨董というほど古いものでもないと思います。
ただ、内絵がかなり細かいのと、赤の線がきれいなので
いまでも時折眺めては楽しんでいます。
中には、何も入っていませんが(~o~)
側面は、こんな顔


顔…なのか…?

蝋燭

2008-09-01 09:04:02 | ARTS2008
なんだかんだ言ってるうちに、もう9月!
10月のポジャギ展も迫ってまいりました。
とはいえ、つねに牛歩状態の私メのこと
一体ど~なりますことか
不安と恐怖にさいなまれる日々であります(~_~;)

さて、
昨日の日曜美術館で、
高島野十郎という画家が紹介されていました。
初めて知る名前でしたが、
ご存命中もほとんど世に知られることなく
徹底的に「写実」を追求された方のようです。



なかでも感動したのは、「蝋燭」の炎を描いた連作。
じっと眺めていると、炎がゆらめいたり
ぱちっとはぜる音が聞こえてきそうです。
同じ形の蝋燭でもさまざまに異なる炎を
なんと40枚!(号数はかなり小さいものです)
連作というのは、ここまでしなければいけないものなのだなあ…
ほとんどが友人知人に贈られたものだそうですが
それらが並んだシーンは圧巻でした。
すべての炎を並べて見てみたいっ!

アフリカに感動

2008-08-14 19:45:58 | ARTS2008
こちらで紹介していただいた
「アフリカのリズムと布」
展に行ってきました。
いや~楽しかった! アフリカンアート好きの血が騒ぎます。



あまりにのぼせ上がって、全景を撮るの忘れましたが
広い会場に、ラフィア布のアップリケ、パッチワーク、刺繍がぎっしり!





ラフィアとは、椰子の若芽で織った布。
この布目をびっしり拾って刺繍したのが「草ビロード」
基本的な色彩は、素材の生成りに赤と黒。
青や黄色は、科学染料かも?とのことでした。
いいですよねえ、赤と黒。究極の配色です。

しか~し!
今回、私メが最も感銘を受けたのは、色彩というよりも
ピグミー族がタパ(樹皮)に描いたという、さまざまな模様!





いいっ!
なんだか分からないけど、すごぉくいいっ(~o~)!!!
これぞまさにアートの原点。
いったい、如何なるモノを模して
このよ~な斬新かつ超モダンなデザインが生み出されたのか
も~すっかり釘付けです。

もちろん、資料もしっかりゲットしました。
アップリケと草ビロードに多用される
幾何学模様を研究した興味深い本です。


主催は、美しい世界の手仕事プロジェクト
今後も「インドシナの染色」や「シルクロード 彩の道」など、
さまざまなイベントが企画されているそうですので、ご参照ください。
そうそう、見落としてしまった前回の「カンタ」も
いくつか見せていただきましたよ。
なにやら、脳乱気味のレポートになってしまいましたが
暑さに免じてお許しくださいませm(__)m


大地のパワー

2008-07-15 08:38:38 | ARTS2008
国立新美術館は、ふらっと訪れるには楽しい場所です。
ライブラリーやショップを見たり、お茶するだけなら
入館料も要らないし(*^_^*)

あまりの暑さにげんなりした昨日は
涼みがてら再び「エミリー・ウングワレー展」へ。





アボリジニ独特の世界観・宇宙観を背景に
優れた抽象絵画を生み出したウングワレー。
80歳近くから亡くなるまでの約8年間に
3000とも4000ともいわれる作品を残しています。
も~、こうなるとシャーマニズムの領域ですが
その作品から発せられる「気」の凄まじさに
クールダウンのつもりが
すっかり圧倒されてしまい…へなへな(@_@)

↑広報資料用によく使われているこれらの作品も良いのですが、
(クリックすると多少大きくなります)
私メが最もインパクトを受けたのは
儀式用のボディペインティングをモチーフとした作品群でした。
ご興味おありの方は、ぜひ国立新美術館へ!

カタログが立派なんだわ、また…