ポジャギアートYangja-pang

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角度

2009-04-29 10:09:00 | ポジャギ2009
2003年に奈良倶楽部で開催された、崔福姫さんの作品展で
私メが最も強く魅かれたのが、こちら↓の一連のポジャギでした。



ものすごいボケボケ写真で申し訳ありません。
まだ、デジカメに慣れてない頃で(今でもダメですが(~o~)

このポジャギはそれほど大きなものではありませんが、
すべてのパーツをぐし縫いで繋ぎ、
縫い代をサンチムで押さえていると伺いました。
それなら私メでもなんとかなるだろうと、
その後ずいぶん、このてのパターンにトライしてみましたが
どれも今イチ、というか、今サンくらい気に入らない。
違うんですよ、「角度」が、微妙に……

ところが、先日いただいたハギレの束をながめていた時
ふと思ったんですね。
「コレをそのまま合体させればいいんじゃないか」と。

そのハギレとは、最大幅約15cm、長さ1mちょっとの
細長~い三角形です。
これまでも、いろんな方から頂戴したり、時には購入した
おなじみのカタチです。
ところが愚かな私メは、この角度をそのまま生かすことに
思いが至らなかったようです。超ド級反省(*_*;

もちろん、1mもの長さをそのまま繋ぐわけではありません。
面積の広い部分はそれなりに別の用途にするべく
三角形を三分割し、
まずは先っぽのほうを合体させることにしました。



あくまでも角度を生かしたいので
長方形のサイズは敢えて気にしていません。
それに、ちょっとした事情がありまして、
今回はサンチムではなく巻きかがりで繋いでいます。
でも、こうやって作っていくと、
ごく自然に生まれていくんですよ、角度のバランスが……
なぜ、今まで気づかなかったのだろう(?_?)

ひょっとしたら、天国の崔先生が
見るに見かねて「ヒント」を下さったかもしれませんね。

三昧の旅

2009-04-25 10:22:00 | ポジャギ2009
奈良→姫路と、
日本にいながらポジャギ、メドゥプ三昧の旅をしてきました。



あまりに多くのものを拝見し、刺激を受けてきたため
まだアタマがぼ~っとしております。

釜山のポジャギ作家にして茶道の大家・金順香さんの作品集
また、やはり釜山で活躍中の金京姫さんの著書と
日本ではなかなか見られない貴重な資料を見せていただいて
ムネとアタマがいっぱいになり
(Yさま、楽しいひと時を本当に有難うございました!(^^)!

次に奈良倶楽部では、2003年以来久しぶりに「再会」した
故・崔福姫さんの精緻かつ大胆な作品に改めて感動。
(奈良倶楽部さま、ようやくお目にかかれて嬉しかったです(*^_^*)

さらに姫路では、これまた日本では殆どお目にかかれない
本格的なメドゥプの数々を心ゆくまで堪能。



ネット上でのお付き合いはあったものの、
まだお会いしたことのなかったサンジの宋さまとの
メドゥプ・ポジャギ談義があまりに楽しくて、
すっかり時間が経つのを忘れてしまいました(~o~)♪
ま乃庵さんの大作もすごいっ!
宋さま、お心尽くしの布でRandomⅥを作ろうと思っています。
気長に待っててくださいね。

最後に、奈良倶楽部さまのコレクションから
崔福姫さんの作品を2つ…




ほぼ同じデザインの色違いです。
私メの写真ベタのせいで、
この作品の魅力をお伝えできないのが実に残念ですが、
ポジャギというものの「力」をまざまざと見せてくれる
気迫に満ちた作品です。
すごい方だったのだなあ…
2003年に奈良倶楽部さんで開催された作品展の時、
ほんの少しだけではありますが
崔福姫さんとお話できたことの幸せを
いま、改めて感じています。

ギャップ(T_T)

2009-04-22 22:13:00 | ポジャギ2009
昨年の初秋にせっせと作っていたこのポジャギ
黒、チャコール、鉄色といった暗い色の中から
明るい色を浮き上がらせてみよう!
という意気込みはよかったんですが…



実は、浜口陽三氏の銅版画のようなイメージを
勝手に抱いていたのですよ(身の程も知らず)



しか~し!
理想と現実のギャップは、やはり大き過ぎた(T_T)
もっとストイックに色を選ぶべきでした。
懲りもせず、またトライします。

打ち止め

2009-04-19 09:32:00 | ポジャギ2009
正直言って、ここまで持ってくるのに、
かなり苦労しております。
5角と6角では、難しさがかなり違うんですね。
まだ続けようと思えばなんとかなるのですが
さすがにちょいとばかりタンにも飽きてきたので
このあたりで、いったん打ち止め(^_^;)



いったいコレは何かね?と聞かれると困るんですが
上にアクリル板をのせて
花瓶敷きにでもしましょうか(^_^;)

染井吉野の満開から八重桜が散る頃まで
タンを堪能いたしました。
そろそろ、モシに戻らなければ…

2枚目の牡丹

2009-04-17 09:12:00 | ポジャギ2009
またしても変り映えのしない画像ですが
牡丹刺繍の小さなポジャギ(茶菓褓)
相方が完成しました。



当初もう少し明るい赤のボーダーを想定していたのですが
どうも素材感が合わないため、濃いワインレッドに。



“Peony 1 & 2”(約32x32cm)
なかなかお似合いのカップルではないかと
自画自賛(~o~)

大きな刺繍パーツを使いこなすのは難しいのですが
ちょっとクセになりそうな面白さです。