一年間ありがとうございました

この１年、Yangja-pangをご来訪いただき、
本当にありがとうございました。
来年もさらに過激なる「色の道」（！）を
邁進する所存です。
というわけでバックも黒に変え、
なにやら怪しい雰囲気で２００６年に突入。
何卒よろしくお願い申し上げます。

アフガン刺繍

駒場の民芸館でおみやげに買った
アフガン刺繍の小物です。



幾何学模様といえば、なんてったって中近東。
シンプルな色と形を最も美しく見せる技を
生まれながらにして持っている人達だと思います。
さまざまなデザインがあって迷ってしまったけれど
緑とピンクという、一歩間違えるとかなり危ない、
奥深～い組み合わせの参考として
この模様を選びました。

まだ退屈だ

その後のGrass in the Water
ようやくそれらしい形状になってはきたものの
まだ「退屈段階」を脱しておりません。



はやく次の階層に進みたいよ～
でも忙しいんだよう……(T_T)
（というわけで報告終了。野暮用に戻ります）

テンパっております

師走に入ってから野暮用がどどっと押し寄せ、
今年は暮も正月もなさそうな見込み。
２００７年度版作成の仕事にひっかかっているものだから、
サイドメニューに書いたポジャギ教室のお知らせまで
西暦を間違えてしまい、失礼いたしました。

トシを重ねるとともに頭の切り替えが悪くなって
リセットするのに時間がかかることったらないわ。

もっとも、忙しくかろうがヒマだろうが
特別かつゴージャスなクリスマスの過ごし方が
私メにあるわけではなく、
例年、夜中に近所の教会に行って、
義理を果たしているというのが現状。
でもまあ、
何はともあれ毎年同じように過ごせるというのが
一番の幸福なのかもしれません。
というわけで、今年は
わが家のモコモコサンタ（ヘルシンキ産）を皆様に。


それにしても、激しく暖かそうな扮装……

さすが岩波

仕事がらみで読む資料に追われる毎日ですが
中には目からウロコのように面白いモノもあって
こういうことがあるから止められない。
で、久々のご本紹介がコレ↓



『悪役レスラーは笑う』（岩波新書）
世紀の悪役・グレート東郷と
その対極にあったヒーロー・力道山を軸に、
いわば国家の政策によって
日本、アメリカ、中国、韓国の間を漂い続けた
彼らの仮構ナショナリティと、
プロレスという虚実ないまぜの世界、
さらにはその曖昧さを手玉にとって成長した
テレビメディアとの関係など
実に厚みのあるルポルタージュです。
格闘系に興味のない方はたぶん
手にとることもないと思われますが
たまにはこういう本もあるということで……
（もっとも私だって、仕事じゃなければ読まなかったかも）