ポジャギアートYangja-pang

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小バッグと謎の目打ち

2013-10-15 00:53:00 | ポジャギ2013
秋晴れの連休だったというのに、相変わらずひきこもっているのは
次のイベントに向けて鋭意制作中だからであります。
2年に一度、春/秋の「バッグ・袋物展」
10月26日から、11月3日まで、
東京・尾山台のギャラリー・アルテファクトで開催されます。

今年は久々の個展に不定期の講習などが重なるという個人的事情もあって、
モシのバッグを2~3点ということでご快諾いただいていたのですが
たまたまタン(厚絹)で小さなバックを作ってみたら
これがなかなかハマってしまいまして(~o~)



時間の許す限り作ってみようと思っています。
まあ、そうは言っても量産はできないと思いますが。

ところで過日、台所の、もう使わなくなった栓抜きやら缶切りやら
鈍っちゃたステンレスナイフやらをしまってあった引き出しから
古い目打ちが1つ、出てきました。
捨てるのも勿体ないのでタワシで洗っていたら、
持ち手に「琴」という文字が刻まれているではありませんか。



親類縁者に「琴」の字のつく人はいないし、
家族もまったく見当がつかないとのこと。
いったい、この目打ちはどこから来たのでしょうか。
先が適度に鈍っているのと、持ち手の側面ががっつり削ってあるあたり、
かなり使い込まれているようなのですが
あの引き出しはもうン10年にわたり放ったらかしの状態なので
この目打ちも、かなり昔から放置されていたに違いありません。
今頃になって出てきたのは、何かの因縁か!?
しばらく「私物化」して、様子を見ようと思っています。


フクサーズ(?_?)

2013-10-08 09:19:00 | ポジャギ2013
時ならぬ(?)iPhone騒ぎで、こんどはiPadが欲しくなってしまい、
そうなるとウチのWi-Fi環境もど~にかしなくてはなあ
実はひかり電話の無線用機器を貰ってあるのに、
面倒くさくて放置したまんまなのです(^_^;)

iPad、いいですよね~
個展会場でもiPadでバシバシ撮影されてく方が増えました。
なんたって画面が大きくてきれいなので、
同じモノを撮っても迫力が違います(そのぶんアラも見えるけど)
……てなこと言ってたら、
「デジだって、携帯だってパノラマってものがあるじゃない!」
と言われてしまいました。なるほど。



「これはタコですか?」と聞かれた方が何人かおられました。
まさにそのよ~なイメージで、空中に浮かすように展示してみたので
「袱紗なんですよ」とご説明しつつも、「わが意を得たり」ってな感じです(^_-)-☆
いわゆる1つの紐付き袱紗ですが、こういうのって案外、飾るのが難しんですよね。
しかも素材に光沢があるせいか、アップもなかなか難しい~



いちばん端っこにある「赤」が、やはりもっとも発色がよかったかな。
裏地と紐が黒のスッコサなので、実際の表地よりずんと沈んだ色目です。
他のもオモテとウラの効果を楽しんでいただきたかったので
長め虫ピンで、壁と袱紗の間に隙間をつくり
少しでも裏地の色が映りこむようにしてみました。
ホントはもうちょっと作りたかった「フクサーズ」
引き続き、作っていきたいシリーズです(*^_^*)



カメラテスト

2013-10-07 09:01:00 | ポジャギ2013
iPhone、やっぱりいいわあ)^o^(
何より操作性がシンプル! 余計な画面も出てこないし
つい最近まで使っていたスマホはわりと古いタイプだったせいか
しょっちゅう熱暴走して挙句の果てにフリーズしていたので
iPhoneの静かさというかクールな佇まいに感心しています

カメラも、これまでよりモシの質感がよく出ますね~ビックリ!
…というより、これまでピンが合ってなかったせいもありますが(~o~)



色味については、やはりちょっと浅い感じがします。
でもまあ携帯なんだし、文句言えた義理じゃ~ありませんよね。



というわけで、本日のカメラテストは終了!

個展にはあまり小物を出さない私ですが
今回は、五方色にちなんで、五彩のオンギ入り針山を作ってみました。
けっこう可愛いでしょう? ガラスケースに置いたので
下の物が映ってしまったのが残念(^_^;)
そのうちまた、iPhoneで撮ってみましょう。





MEDIUMレポ3

2013-10-04 08:40:00 | ポジャギ2013
トライアルというほど大層なもんじゃ~ありませんが
さまざまな「試み」やら「企み」を盛り込めるのもポジャギの愉しみ。
巻きかがりと折り重ねの2つの方法だけでも、
驚くほど多彩なバリエーションが生まれます。
だからこそ、MEDIUM(表現媒体)というタイトルなのですが

こちらは、この先も続けていきたい連作↓


実は、右の黒と左の茶の間には、5年のタイムラグがあります。
左の茶は、作品展直前に仕上がった、いわば最新作。
素材も技法もほぼ同じながら、この先これがどう進展していくのか
ちょっと楽しみです(実はもう作り始めてます(~o~)

かたや、最後までど~なるかわからずジタバタしていたのがこちら↓


裏地を接ぐのが嫌だったので、
55㎝幅のオクサにくり抜いてしまいました。
思いのほか納まりがよくてほっとしております。
「哲学的な雰囲気ですね~」なんて言ってくださった方もありますが
こう見ると細胞分裂みたいですね(爆)

さて、トライアルといえば今回最大の試みは、
大胆にもハガキを作って販売してしまったことでした。
O Bang Ssek(五方色)シリーズ5枚1組、ワンコインの500円!


もちろん、5色でワンセットです。
こんなエラソーなことをしてよいのか?と、一抹の不安もありましたが
おかげさまで、ご好評をいただき、
予想を上回る成果を上げることができました。
お買い上げくださった皆様、ありがとうございます(*^_^*)

3回にわたり続けてきた私メのMEDIUMレポも、ここでひとまず終了。
近々、プロ撮影!のアーカイブをアップいたしますので、
いましばらくお待ちくださいね。




MEDIUMレポ2

2013-10-03 09:26:00 | ポジャギ2013
今回お世話になったイチーズギャラリーさんは、
壁・天井の素材や構造が、ポジャギを吊るす(下げる)のにとても便利でした。
そこで O Bang Saek(五方色)とカラフルな作品との間に、
通称「干瓢」で、簡単な仕切をつくり、



くぐるとカラフルな世界が広がる……ようなレイアウトに。



その最初に置いたのが、Randomシリーズの6作目“Promise”です。


この作品の素材は、若くして逝かれたメドゥプ作家・宋正慧さんから頂戴した布。
姫路で開催された作品展にお邪魔した折、たくさんの端切れをお土産にいただき、
「これで、できるだけ大きなポジャギをつくりますね」とお約束したのに
私がぐすぐずしていたせいで、お見せすることができず……(T_T)
今回、追悼作品として展示することとしました。

もうひとつ、宋正慧さんの布で作ったのが、こちらのタペストリー。
Promiseは厚地絹がメインですが、こちらはカプサ系の薄絹です。


宋正慧さんゆかりの方々にも「きっと喜んでいらっしゃいますよ」と言っていただき、
これでようやく、約束が果たせた気がします。

こちらは同じタペストリーでも、長年溜め込んだミョンジュの切れ端を
折に触れ延々と繋いでいたもの。


初めて買ったミョンジュ、な~んてのも実は混じっていたりして
ある意味、歴史的価値(?)のある作品です。
……というわけで、今日はこのへんで。
次回は、トライアル系をご紹介します(~o~)