★追記★
金海子さんのHPはこちら
韓国語ですが、美しい作品写真もたくさん掲載されています。
ヌビの形もよくわかりますので、ご覧になってください。
この「手」にまたお目にかかりたくて
東京国際キルトフェスティバルに行ってきました。
ヌビの韓国人間国宝・金海子さん。
数年前にちょこっとだけワークショップに参加させていただき
「私メにヌビは無理っ!」と観念したものの
ず~っと憧れ続けていた方です。
韓国の工房では固い木の台を使用し、立ったままで作業をされますが
デモンストレーションでは急遽アイロン台を代用。
布の下に下敷きのようなものを置き、
針が当たる音とリズムを一定にして縫い進めていきます。
(布は台に固定してあります)
この方のヌビは、既に修業を超えて「修行」の領域です。
観想修道会のシスターが作業をされている時と
まったく同じ雰囲気をお持ちの方なんですね。
あのような混雑の中でも、金海子さんの周囲には
穏やで静謐な時間が流れているようです。
(そのよ~なわけで、トークショーはちょっとばかり
司会者のノリと噛み合っていないようでした(^_^;)
ブースにはたくさんの作品が展示されていますが、
金海子さんのヌビは、あまりに細かいので(畝も3mmから)
写真もうまく撮れません。
会期はまだ続きますので可能な方はぜひ足を運び、
実際にご覧になってください。
さて、例によって会場にはものすごい数の作品が展示されています。
ポジャギも少しずつ存在感を増していて、
大きな賞を受賞された方もあり、嬉しい限り。
たくさんの作品から多くの刺激を頂きました。
その中からほんの一部を……
縦横2mもの大作が並ぶ中で、小ぶりながらもピリッと辛い
ミョンジュのポジャギ。韓国の方の作品です。
ポジャギのボーダーに何気にあしらわれた
刺子のような刺繍。もちろん本体も素敵なのですが
なんたって、この部分がすごいっ!
こちらはキルト。細長~いハギレを繋いだものだと思いますが
ポジャギにも通じるデザインですよね。
実は私、和のキルトがちょっと苦手なのですが、
こちらの作品にはとても惹かれました。
ドンザのような迫力のある素材感が魅力的です。
まだまだ、写真はたくさんありますが
今日のところはこのへんで……
トゥルマギ(コートのようなもの。もちろんヌビです)姿を
撮らせてくださ~い!とお願いしたら、
快くカメラの前に立ってくださったのですが、
そこになぜか、見知らぬアジュマがす~っと近寄り
腕をガシっと取って、にっこり満面の笑み!
金海子さんもちょっと当惑の表情ですね。
すみません、カットさせていただきました(^_^;)
金海子さんのHPはこちら
韓国語ですが、美しい作品写真もたくさん掲載されています。
ヌビの形もよくわかりますので、ご覧になってください。
この「手」にまたお目にかかりたくて
東京国際キルトフェスティバルに行ってきました。
ヌビの韓国人間国宝・金海子さん。
数年前にちょこっとだけワークショップに参加させていただき
「私メにヌビは無理っ!」と観念したものの
ず~っと憧れ続けていた方です。
韓国の工房では固い木の台を使用し、立ったままで作業をされますが
デモンストレーションでは急遽アイロン台を代用。
布の下に下敷きのようなものを置き、
針が当たる音とリズムを一定にして縫い進めていきます。
(布は台に固定してあります)
この方のヌビは、既に修業を超えて「修行」の領域です。
観想修道会のシスターが作業をされている時と
まったく同じ雰囲気をお持ちの方なんですね。
あのような混雑の中でも、金海子さんの周囲には
穏やで静謐な時間が流れているようです。
(そのよ~なわけで、トークショーはちょっとばかり
司会者のノリと噛み合っていないようでした(^_^;)
ブースにはたくさんの作品が展示されていますが、
金海子さんのヌビは、あまりに細かいので(畝も3mmから)
写真もうまく撮れません。
会期はまだ続きますので可能な方はぜひ足を運び、
実際にご覧になってください。
さて、例によって会場にはものすごい数の作品が展示されています。
ポジャギも少しずつ存在感を増していて、
大きな賞を受賞された方もあり、嬉しい限り。
たくさんの作品から多くの刺激を頂きました。
その中からほんの一部を……
縦横2mもの大作が並ぶ中で、小ぶりながらもピリッと辛い
ミョンジュのポジャギ。韓国の方の作品です。
ポジャギのボーダーに何気にあしらわれた
刺子のような刺繍。もちろん本体も素敵なのですが
なんたって、この部分がすごいっ!
こちらはキルト。細長~いハギレを繋いだものだと思いますが
ポジャギにも通じるデザインですよね。
実は私、和のキルトがちょっと苦手なのですが、
こちらの作品にはとても惹かれました。
ドンザのような迫力のある素材感が魅力的です。
まだまだ、写真はたくさんありますが
今日のところはこのへんで……
トゥルマギ(コートのようなもの。もちろんヌビです)姿を
撮らせてくださ~い!とお願いしたら、
快くカメラの前に立ってくださったのですが、
そこになぜか、見知らぬアジュマがす~っと近寄り
腕をガシっと取って、にっこり満面の笑み!
金海子さんもちょっと当惑の表情ですね。
すみません、カットさせていただきました(^_^;)
上布と下のキルティング部分とを縫い合わせるのに、
置いたまま縫うのだとしたらやはりある程度長めの針を使うんでしょうかね。
それにしても置いたまま縫うのだとは意外でした!
キルトも刺繍も奥が深いことを知りました。
絵画ですよね、絵の具で描くよりも表現により難しさと深さを感じます。
でも、今年はキルトフェスティバルosaka2010 のチケットが手に入って、2月に行ってきます。
同じ内容なのかな?
針と糸は、布や綿の厚みによって変えているとのことですが、
写真で使っていたのはごく普通の絹針で、糸もかなり細いものです。
たったまま作業するのは、たぶん幅の広い布の場合だと思います。
胡坐をかいた上に台を乗せて縫っていらっしゃる写真もよくありますので。
とても大規模なフェスティバルで、しかも昨日は大混雑だったものですから、
ただでさえヘタクソな写真がもう……
でも、マブタのほうにはしっかり焼き付けてまいりました。
ヌビは韓国のキルトですが、アメリカの古典的なキルトも展示されていて、
伝統的なパターンの力強さに圧倒されました。
大阪での開催、ぜひご覧になってください!