ポジャギアートYangja-pang

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

一件落着

2007-02-11 13:00:10 | ノンジャンル
先日来お騒がせの色糸ヌビですが、
おかげさまで1つ完成しました。
鳥ちゃん飾り付き釣鐘型キーケース。
ちょろっと見えている金属の輪にカギをつけます。
上の紐を引っ張ればカギが中に納まるということですね。



両面にヌビを施してしまえば、仕立てはコルム(指貫)とほぼ同じです。
本当は裏にきちんとシーチングを貼ってから
バイアスを縫い付けなければならないのですが、
面倒くさいので、バイアスをつけた後に接着芯を貼っちゃいました。
本来はアクセントにしなければならないサトゥギも、目立たない色で。

初回よりも二度目のほうがマシになったので、
一応こちらを表、初回のを裏に(…って、あまり関係ないんですが)


でも楽しいなあ、これ。
結構はまりそう。

その後のなんだこりゃ?⇒追記あり

2007-02-08 14:18:41 | ノンジャンル
★追記です

昨晩ちょっと頑張って、ようやく片面が終わりましたが…
あはは! 超アシンメトリ~(爆)

7.3×6.5cmくらいのサイズなので
ほんの少しのズレも大きく狂ってしまうのですね。
もう片面はもちっと気をつけて刺していこうと思っています。
でも、ちょっと見たとこ、
ちまちまし過ぎて指紋みたいだわ、コレ(^_^;)
ソンセンニム(先生)によると、ヌビにはかなり性格が出るそうで
なるほど先生の作品は実にほっこりとおおらかな感じ。
ということは私メの場合、小心かつ狭量な性格が
まんま現れているということか…(ーー;)
精神修養ですかね、やはり。

           ↑
その後いろいろ取り紛れておりまして
まだお花ちゃんの顔しか到達しておりませんが

この作業のよい所は、紐と同様場所をとらないことで、
手の空いた時にちょこちょこと刺せる…それにしても遅い(^_^;)


これはいったい…?

2007-02-05 20:54:49 | ノンジャンル
コレは何かと問われれば…



ご覧になっただけでは、さっぱり分かりませんよね。
実は「セッシルヌビ(色糸ヌビ)」の始めの一歩です。
EVENTSページでもご紹介した具花子さんの講座に参加してきたのですが
なにしろ、ぎっちり盛りだくさんの内容だったもので
形になる前に終わってしまいました(@_@)
数年前の金海子さんのヌビ講座も「しつけ」だけで終わってしまった記憶が…
どうも、ことヌビに関しては、そのようなめぐり合わせのようです。

この矢印(?)が、本当はこのような形になるはず↓
(言うまでもなく、先生のサンプルです)

道のりは遠いが、いわゆるヌビよりモノが小さいので
なんとかなりそうな気がする…かな(?_?)


韓国古刺繍とポジャギ⇒抜け駆け御免m(__)m

2007-02-02 19:02:53 | ポジャギ2007
当初の予定では、
この日はおウチに缶詰で片付けなければならない用事がありました。
しか~し、先方の都合でそれが午前中のみに短縮され(ラッキー!)
なおかつ「それだったらお昼食べようよ~」というお誘いをいただき、
さらに「講演聴きに行かないの?」というご連絡をいただくなど
各方面からの嬉しいめぐり合わせが重なりまして
「これはもう寄って来るしかないっ!」と、突撃してきました、そごう美術館
ポジャギ愛好家の聖地、ソウルは絲田刺繍博物館の貴重なコレクションが展示されているのです。
(2月初旬は行かれないよ~とお断りしてしまった皆さん、ごめんなさいm(__)m)
残念なことに、2時からの許東華さんの講演を拝聴することはできませんでしたが、
かつて写真を眺めつつ夢に見た、
そして初めてソウルを訪れたとき、ヨダレをたらさんばかりに凝視してきた名品たちに、
再び出合うことができました。
なにしろもう「これぞポジャギ!」という強烈なオーラを発する作品ばかり。
かく言う私メがポジャギにハマったのは、まさにこのコレクションがキッカケですから、
自分自身の原点を目の当たりするようでワクワクします。

聞くところによると、昨年京都の伊勢丹で開催されたものと多少内容が変わっているそうですが、
なにせ物凄い数のアンティーク刺繍・ポジャギを所有しておられる許さんのこと。
どこをどう入れ替えても満足できることに違いはありません。



許さんのコレクションを網羅した書物は数冊もっているし、
過去の展覧会の図録も絵葉書もあるのだけれど、それでも買ってしまいました(^_^;)
展示方法もなかなかよかったですよ。
中でも薄布のスクリーンを重ねるように配置して、
それぞれに一重仕立ての作品を貼り、中央に照明を配置するディスプレーは
とても面白いと思いました。
で、今回私メが最も感銘を受けた作品はコレ↓



モシと薄絹を合わせた91×100cmの作品。
もちろん会場の写真は撮れないので、図録からの抜粋ですが
このピンクの配置の絶妙さときたら、もう…(゜o゜)。
さらに、精緻をきわめたヌビ褓にも文字通り眼が…となっております。
お時間のある方、お近くの方もそうでない方も
ポジャギに興味をお持ちでしたら、ぜひ足を運んでみてください。
ポジャギというものの、根源にして最高峰をご覧になれること、請け合いです。