今日の商店会長 (早稲田商店会相談役 安井潤一郎)

日本でただ一人、商店会の会長現職で衆議院議員になった、早稲田商店会前会長日記。公式ホームページは左下ブックマークから。

商店街と政治

2010-07-16 19:30:20 | 商店会長のコメント
今回の選挙戦で、過去に日本各地を視察、見学、講演等で廻っていたことが、私にとって
大きな財産だった事がはっきりしましたし、都内の繁盛商店街を理事長、会長さんと一緒に
歩いて廻れたのも今までのお付き合いのたまものです。

しかし、役員さんとのお付き合いは有っても組合員さん全員が私には投票していただけ
ませんでした。全組合員どころかお付き合いの有る役員さんだけのような数字でした。

「商店街の代表」と名乗りながらその商店街から票が入らないというのは、商店街、中小
零細商業者の皆さんに、何故仲間を国政に送らなければいけないのかを理解していただけ
なかったからだと思えてなりません。

最低時給1000円で、週40時間の労働時間で地方の商店が従業員さんを雇えると思え
ますか?お米屋さんが、酒屋さんがまちから消えたのは景気のせいですか?アーケードの
中の8割以上の店がシャッターを降ろしている、これも景気のせいですか?

郊外の量販店やスーパー、コンビニ、ディスカウンターを敵視しての発言ではありません。
ルールの変更が業態、業界を変えていったのです。そのルールの変更を何故我々中小零細
商業者は自店の変革のチャンスに出来なかったか。私は政治との距離が遠かったからだと
思います。

去年の8月に選挙という「民意」で政権を交代させたのなら、次は有権者が主体的に政治に
関わる時代が来たと思っています。120万店舗と言われる店舗数の中小零細商業者が発言
する時代が来たのだと思います。

私は20万票を目標にしていながら6514票しか獲得できなかった候補者です。次の事を
語る資格があるとは思えない得票数です。しかし、私にとってこの6514票という数字は
もの凄くリアルな数字です。なぜなら、頼んだ人は皆さん入れてくれたという票数なのです。

話を聞いていただければ投票という行動に移ってくれるのだという数字なのだとするなら、
より大勢の皆さんに話を聞いていただき、我々の仲間を国会に送る活動を続けていくことが
「雇用の場を増やし」「生活保護を減らし」「自殺者数を減らす」事につながるのではない
のでしょうか。

投票日から五日目、少々冷静に考えられる時間を持てたようなので、今の考えを書かせて
いただきました。
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東京の商店街、勉強になりました。

2010-07-16 14:24:03 | 商店会長のコメント
6月24日の公示日以降投票日までの17日間、東京の元気が良いと言われている
商店街を御地元の商店街理事長、会長さんと一緒に歩いて廻らせていただきました。

元気の良い所、繁盛している所にはそれぞれ魅力の有るポイントが有りました。

複数の商店街を短期間で、地元の人についていただき、各店舗を歩いて廻ったのは
初めての経験です。

どんな所が魅力だったのかを私なりに解説させていただきお知らせさせていただき
ます、御期待下さい。
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