今日の商店会長 (早稲田商店会相談役 安井潤一郎)

日本でただ一人、商店会の会長現職で衆議院議員になった、早稲田商店会前会長日記。公式ホームページは左下ブックマークから。

新宿区生鮮三品特販組合

2010-09-18 20:47:41 | 商店会長のコメント
昭和40年代の後半、東京の各区では肉屋、八百屋、魚屋さんごとの業種で産直組合が
区役所主導で誕生しました。区の補助事業として「安心で安価な商品を安定的に提供する」
という同じようなテーマが掲げられていたように思えます。

20年以上経過した後、「目的は達成した」と言われ、区の財政状況の悪化も重なり、各区の
産直組合は解散しました。現在活発に活動を続けているのは茨城県のローズポークの産直
事業で有名な目黒区食肉産直組合さんぐらいだと思います。

新宿区は肉屋、八百屋、魚屋さんの3業種が一体となって新宿区生鮮三品特販組合を
組織し現在に至っています。商品代金に対しての補助等は一切無くなりましたが3業種が
一体だからこそ出来る事業が有ると思い活動を続けています。

明日9/19(日)午前11時から高田馬場の新宿区消費生活センター分館4階を会場に、
新宿区生鮮三品特販組合の全体研修会、試食会が開かれ、新宿区内の肉屋、八百屋、
魚屋さん約30店舗の皆様が集まります。

今回、早稲田の「こだわり商店」で販売している品が出されます。どのような品なのかは
「こだわり商店の」店長ブログにアップされていますので右記をクリックして下さい。「こだわり商店

全国各地で生産者の方が一生懸命商品開発をされています。しかし、出口の部分につい
ての対応は不足しています。明日の全体研修会・試食会が出口作りになるように思えます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「震災あんぜんパック」の真意

2010-09-18 09:00:37 | 商店会長のコメント
先ほど本ブログにアップした「震災あんぜんパック」について書き足します。

1995年1月17日朝5時46分に発災した阪神淡路の大震災での犠牲者は6400名
以上にのぼり、そのうちの約5800名の方は約15分、朝6時までに死亡されました。
いわば即死の状況です。そしてその中の9割以上の方が家の倒壊、家具の転倒が
原因の窒息死や焼死でした。

「家の倒壊、家具の転倒が原因」というのは震災に無防備な家が人を殺したのです。
我々は震災対策の優先順位のトップは「耐震補強工事」だと位置づけています。

自宅が倒壊しているかどうかを疎開条件には入れていません。なぜなら我々は「安心
安全のまちづくり」「死なないためのまちづくり」を標榜して、耐震補強を進めるツール
の一つとして「震災あんぜんパック」を御紹介しているからです。

「震災が起こったら御家族で温泉に入ってゆっくりしていただく」といのが「震災あんぜん
パック」ですが、私自身はもちろん、私の家族に万が一の事があればこのシステムは
使えないでしょう。

早稲田の商店会では今までの活動の中から、まちを動かす、動かし続けるキーワードは
『儲かって楽しい』だと学習しました。「震災が起こったら楽しくて儲かる」このシステムを
使っていただくためにも、耐震補強工事を進めていただきたいのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

震災あんぜんパック

2010-09-18 08:22:00 | 商店会長のコメント
もし震災が起こったら日本中の商店街、地域のお仲間が「疎開先」としてお客様を
一定期間(受け入れ先によって期間に差異が有ります)お迎えし、もし1年間震災が
起こらなかったら疎開先地域の特産品がお客様のお手元に届く、という「商品」が
平成13年に早稲田商店会で誕生し、翌年14年9月に防災功労者内閣総理大臣
表彰を受賞しました。

商店会が販売していた震災対策商品「震災疎開パッケージ」を昨年から主宰をNPO
法人全国商店街まちづくり実行委員会にし、本年4月から内容も若干変更し、名称も
「震災あんぜんパック」にしました。

ここ二日間、今期加入していただいた皆さんへの加入者証、疎開先一覧表の郵送
業務でブログの更新が出来ませんでした。お陰様で今日中には郵便局に持ち込め
そうです。

変更した内容の詳細はホームページ NPO全国商店街まちづくり実行委員会 に
記載しました。HPからも参加出来るようになっていますので、どうぞ御覧下さい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする