【社会保障】
消費税の全額を社会保障に使う、と書かれています。弱い立場の人に
しっかりとした援助をするが、負担する国民の立場にたって不公正な
生活保護の見直しやバラマキを阻止すると明記されています。消費税の
地方自治体への配分等についての記載が無いのは肩すかしのように
思えます。ただ、この問題は候補者の話を聞くべきだと思います。
【外交・安全保障】
日米同盟を更に強化して、集団的自衛権の一部行使を認める体制の
整備を行い、「聖域なき関税撤廃」など国益に反する形でのTPP交渉
参加に反対と分かりやすく書かれています。
【復興と防災】
要約すると「早期の復興と国民の命を守る防災対策の徹底」という事に
なるのでしょうか、あまりにも抽象的すぎるように思えます。「コンクリート
から人へ」という前回選挙の看板にもなったお題目のお陰で大分県の
竹田市では7月の豪雨で犠牲者が出た事も書くべきだと思います。
【国のあり方・教育・行革】
憲法改正発議要件の緩和、全国一斉学力テストや土曜授業の復活、
いじめ対策の徹底と国、教育委員会の責任の明確化が書かれています。
国と地方を合わせた公務員総人件費の2兆円削減は分かるのですが
「能力・実績徹底などによる公務員制度改革実行」は分かりにくい。
国政報告会ではここのところを明確にお話しいただきたい。
選挙に向けての公約だからこそ、もう少し具体性が欲しい。
それと議員の身を切る覚悟が書かれていないのは不満です。私はこれ
以外に党議拘束の緩和、議員歳費のカット、大企業と中小零細企業の
競争にハンデを付ける、一院制と中選挙区への移行を入れたいと思います。