本日(8月11日)の読売新聞朝刊第一面に、鹿児島県に在る
九州電力の川内(せんだい)原子力発電所で午前10時半に
核分裂反応を抑える制御棒を引き抜き、再稼働がスタートする
という記事が大きく取り上げられていました。
ひっ迫しているエネルギー事情も分かるのですが原子力発電
から出るいわゆる「核のゴミ」の安全な処分が確立されていない
中での再稼働には反対です。
小泉元総理の持論である「原子力発電を禁止すれば新たな
アイデアが生み出される」に賛成です。
「そんな悠長な事を言っている時じゃない」「日本のモノづくりに
重大な影響が出る」「海外の企業に負ける」等々の御意見も
知っているつもりです。しかし全ての「再稼働をすべき」という
理由を一緒にしても「次の世代に胸を張ってバトンタッチ出来る
地域づくり」という観点から考えると小泉さんの主張に軍配を
上げるしかないと私は思います。