昨日(9月1日)ロシアのサハリンで対日戦争勝利70
周年の記念パレードが行われたようです。明日は北京で
同じく抗日戦勝利70周年記念の行事が開かれます。
1941年に締結された日ソ中立条約は5年間その効力
が有る事を両国が認めていたにも関わらずソビエトは
1945年8月8日に一方的に廃棄し戦端を切りました。
この様に普通の判断が出来ない、話しても平和に向け
ての舵がきれないのが戦争であり、その抑止力をどの
様に高めようかと考えているのが政府です。
私は解釈で憲法の精神を変える事には反対です。時間は
掛っても憲法改正の正面突破を図るべきだと考えますが
現政権が知る情報では憲法改正に掛る時間を待っていら
れないほど対外情勢はキナ臭くなっているのかもしれません。
「戦争はしない、でも出来ない訳じゃない」という今回の改正
法案を私は戦争法案だと思いませんし徴兵制の復活など
有り得ない話で、そこまでの解釈変更は法的に出来ません。
平和ボケの日本に冷や水を浴びせられるような事態が
起こった時に先日の法案反対集会を組織した人たちは
何て言うのでしょうか。
中国で抗日戦争を戦っていたのは国民党軍で当時の中国
共産党軍は戦争当事者ではありません。第2次大戦終結後、
共産党軍が国民党政権を台湾に追い出したのが現在の形です。